２２話：闇に棲むもの 中編 ページ23
ミハイ「ほう、この小僧夏羽というのか。こんな従順で素直など…子供を雇ったことをなぜ私に黙っていた？」
隠神「お前今奴 隷って言おうとしたろ」
ミハイ「バカな、下衆な勘ぐりはよしてくれ」
晶「ま…まさかお兄さんずーーーーーっとこの部屋にいたの…！？」
ミハイ「いかにも。私はヴァンパイアのミハイ。隠神探偵事務所に情報通信技術を提供している。」
『トランシルヴァニアの消える弾丸、アフロディーテ、死神とかその他いろいろだそうだ』
織「ヴァ…ヴァンパイア…」
ミハイ「夏羽とやら、こちらに来い。貴様を今日より私の給仕係としよう」
夏羽「給仕係」
ミハイ「そうだ。常に私のそばに待機しペットボトルのフタを開けたり閉めたりするのが仕事だ。光栄であろう」
『ミハイさん、奴 隷として扱わないでくだs…』
夏羽「わかりました。給仕の経験はあります」
『夏羽くん！？』
隠神「…お前ら、ちょっと出なさい」
織「何あの人、ヤベェんだけど」
隠神「だから開けるなって言ったろ」
隠神「ミハイは俺の知り合いでな…」
『ヴァンパイアは超人的な身体能力と知力を持ち、不老で半不死。怪物の中でもかなりの高等種族』
隠神「A、お前の龍も結構な高等種族だがな…
それでだ、ミハイは暇を嫌った。大体の知識や技術はプロ級に習得したそうだ。しかしついにやることがなくなって厭世的になっていたところを俺がこっちに呼んだんだ。」
『そしたら日本のオンラインゲームにはまっちゃて…あの通りゲームをしていたら大人しいけど、
機嫌を損ねたら何をしだすか…だから、十分に注意して』
織「なんでそんな面倒な人…」
隠神・A「『・・・』」
隠神「機械が苦手なんだ。俺は…
事務所のサイトを作ったのもミハイだし、お前らのケータイの情報が飯生に漏れないようにしてるのもミハイだ」
A『まあ、そういうことだから近づかないように』
ーーーーーーーーーーーーーーー
一週間後…
私がリビングでニン◯ンドースイッチで遊んでいると…
隠神「ウソだろ…」
『何がー？』
振り向く
『ウソでしょ…』
そこには…ミハイさんがいた
隠神「お前が部屋から出てくるなんて…！」
『大地震の前ぶれ？』
ミハイ「ゲームができない」
隠神・A「は？」
ミハイ「手首を折られた。これではギルメンに迷惑をかける。
全く…ヴァンパイアは屍鬼ではないのだぞ。治すのに一週間はかかる、躾のなっていない小僧だ」
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もふたろ(プロフ) - マシュマロさん» コメント、ありがとうございます！私は野火丸くん推しです！ (2021年3月30日 14時) (
レス) id: de19fc35e2 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ - とてもおもしろく読ませてもらってます！主さんの推しの怪物は誰ですか？教えてください。 (2021年3月29日 21時) (レス) id: ee3718be7d (このIDを非表示/違反報告)
もふたろ(プロフ) - すみません。初めて書いたので知りませんでした。ご指摘ありがとうございます。フラグは外したと思いますが、大丈夫でしょうか。今後は気をつけます。以後も気づいたことなどがあったら教えてください。お願いします。 (2021年3月25日 19時) (レス) id: de19fc35e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふたろ | 作成日時：2021年3月25日 16時
