～桜夜月の今夜～ (ページ14)

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ただ現実から逃げるのは…ヒーローとは言えない。ページ14

一時間後～

Aside

焦凍は、泣きつかれて寝てしまった。

ドドド❗
ん？何の音？

ダン!!

秋優「やっと見つけた!!いつここに来たんですか!!!探しましたよ!!」

貴方「あ、ごめんね。ちょっといろいろあって。とりあえず今焦凍が寝ているから静かに。」

千雪もそのあと来て、とりあえずなぜ私がここに連れてきたのか、この子は誰か、そしてこの子の過去を話した。

秋優「そうだったんですね。しかし、あまり人と関わろうとしない貴方がこの子を家に連れて来たときは驚きましたよ❗まあ、この子に悪いですが、家に帰ってもらわないとですけどね。」

貴方「そうなの。焦凍のヒーローになりたいと言う気持ちがあるのはわかったけど、現実から逃げていては、ヒーローにはなれない。そして、先ほど会った人に何を言われても全て届くわけじゃない。自分で変わるしかないのかな～。」

千雪「うーん、どうなんでしょう。あ、起きましたよ。」

焦凍「ん、んー💤お母さん、ごめんな、さい」

貴方「また寝ちゃったね。とりあえずエンデウァー事務所の電話番号調べといて。」

秋優「わかりました。千雪行くぞ。」

千雪「ええ。」