彩り 4 (ページ13)

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～会えない時だって重ねてきた想い出
色褪せる事なく僕たちを繋ぐから～

どんなに悲しい別れだったとしても
あの時の私には、紫耀の存在が
どんなに大切なものだったか。

～永遠も一瞬も越えてしまうくらい
描く未来にはいつも君がいればいい～

こんなにも好きになって
こんなにも隣にいたいと思えるのは
この先もきっと紫耀だけなんだと思う。

〜ただ君の隣でありがとうって言わせて
優しく包み込んで二度と離さないから〜

んーん。

私の方がありがとうって言わせて？

こんな私を好きになってくれてありがとう。

～どんな時もいつも
同じ時間(とき)を刻んでゆこう共に生きよう～

もう離れない。

～ただ僕の隣でその笑顔も涙も
アルバムにしまったずっと大切な日々
きっと世界中の愛してるじゃ足りないけど
僕は君を愛してる～

せっかく会えたと思ったら
また肝心なことは何も言えない日々が続いて
叶ったと思ったら、また願う。
近くに来ても、すぐ遠くに行ってしまう。

そんな日々が私を成長させた。

今なら
そんな日々でさえ愛おしいと思える。

それはきっと、どんな愛の言葉を並べたって
言い表せないから、心の中で取っておくね。

その代わりに…これだけは言わせて？

「ねぇ、紫耀？」

平野「ん？」

「ありがとう。」

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Fin