【H×H】私を見てよ！Part2 (ページ2)

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三次試験はトリックタワー

3日以内に下まで降りればいいらしい

外壁を伝って降りようとした人は変な怪物に美味しくいただかれてたから、外からは降りられない

『ふーん
大概こんなのって床に隠し扉があるんだろうなー

さっきから人が何人か減ってきてるし

へっ？？？』

ガコッという音とともに床が開き、Aはその中に落ちた

『びっくりしたなー
おぉ、でも中に入れたっぽい！ラッキー』

床に華麗に着地をしたA
少し歩くと閉ざされた扉と説明文が目に飛び込んできた

『なになに？
この扉は2人揃うと開く扉

は？2人？？？他の受験生くるまで待たなきゃいけないの？

えー、やだなぁ』

すぐに相方は現れた

ガコッという音と共に人が1人降ってきた

『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

え、なに、この人相方？嫌』

「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ」

『え、なんでこの人カタカタしか言わないの？
嫌』

「A」

『え、なんで私の名前知ってんの？嫌』

「その最後に嫌って付けるのやめてくれる？」

『え、その声‥‥‥‥‥‥

絶対嫌』

聞き慣れた声に誰なのか確信が持てた
カタカタ言う人は顔から針を抜き取り、長髪黒髪猫目美男子に変身した

『やっぱり嫌』

「オレが相方でラッキーだったでしょ」

『ギタくん、私は嫌』

「今はイルミでいいよ」

『イルミで良かったような、絶望なような』

「さ、とっとと行くよ」

『はーい』

Aとイルミは扉の前に立った
すると、スピーカーから試験官の声がした

「2人揃ってよかったな
それではルールを説明する

そこに首輪があるだろう
それをつけたまえ」

首輪をつける2人

「その首輪は1メートル離れると爆発するように出来ている」

『うわっ、趣味悪』

「うるさい

その首輪をつけてゴールを目指してもらう
ゴール直前に首輪の鍵がある

爆発して首輪を取るか、鍵で首輪を取るかは好きにするといい
それでは健闘を祈る」

試験官の説明が終わると扉が開いた

「じゃぁ、行こっか」

イルミはしれっとAの手を握っていた

『なんで手つなぐの？』

「近づいてないと爆発するでしょ」

『まぁ、確かに』

2人は歩き出した

しばらく歩くとまぁ、どんだけあるねん！とツッコミを入れたくなるような罠の数々

落とし穴、弓が飛んでくる、刀振り下ろされる、トゲトゲ降ってくる

それを仲良く手を繋いで回避していく