泳げる能力者 2nd

‥ ページ8

翌朝

宴を徹夜で楽しんだ一同は船の上で寝ていた


『さぁ、みんなが寝てる間に出発しようかな
私が長居しても、迷惑かけちゃうからね‥』

「A行くのか」

サボが船尾に立つAに声をかけた

「俺に別れの言葉もなく去っていくつもりか」

『あれ、そーっと出て行こうと思ったのに起こしちゃった？？
ごめんね。

私と革命軍が繋がってるって海軍にバレると厄介だからね
日が昇る前に行こうと思って

サボ、ありがとう
私を海に誘ってくれて

私はまた自由なペンギンに戻るね
また会える日を楽しみにしてるよ』

「あぁ、俺も楽しみにしてる
気をつけて行けよ」

『うん！
ありがとう！

そうだ！私のビブルカード渡しとくね！
それじゃ！またね！サボ！』

Aは海に飛び込んでいった




「気をつけて行けよ
A‥‥‥」












「あら、Aは行ったのかしら？」

「ロビン、起きてたんだろ？
別れの挨拶は良かったのか？」

「フフッ、なんだかそう遠くない未来で会える気がしてるの」

「ロビンもか
俺もそんな気がしてる」

「楽しみね」

「あぁ、そうだな」

Aが飛び込んだ海は朝日に照らされてキラキラ輝いていた

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