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「おはよう、シャオ先輩、ロボ先輩」
「はよ、A」
「今日は下？上？」
下、上。
保健室/相談室登校等している人にしか分からないだろう言葉。
下、は相談室とかで、上、は教室。
今日上行く？だとかをよく言うが、あまり人には伝わらない。
まぁ、それはそれで秘密の言葉みたいで良いのだが。
「うー…ん、今日は下」
「ほーん、今日俺は上やな」
何時もサボってるイメージしかなかったシャオ先輩が教室に行く、と。
それは素直に凄いし喜ばしい事だから
「はぇ、凄いです…！」
と零した。
「俺でも行けんやで、バカにすんなや」
笑って言うシャオ先輩。
一歩後ろで話を聞いていたロボ先輩が口を開く。
「今日話し合いやで」
「は？だる、嫌やわ」
「ほーらー、行くで」
立ち尽くすシャオ先輩を何処から出ているのか分からない力で引き摺るロボ先輩。
怖……。
サイコパスなんかな、と思いながらも後を追った。
あっという間に学校に着いた。
変な汗が出てきた。心臓ばくばくする。苦しい。
だけど、今日は教室に行けなくても良いから少しばかり気が楽になったと思う。
相談室へ向かうと既にグルさんとしょっぴくん、あと…、マンちゃんが居た。
全員此方に気付くなりおはようっ、と声を掛けてきてくれた。
教室よりずっと狭い空間で人脈も狭くなってしまうけれど、教室という場所で居る位なら此方に居た方が良い。
「おはようございます…！」
出来る最高の笑顔を見ると馬鹿にしたかのように笑い出した。
あぁ、やっぱり私に集団生活と人間関係は難しすぎた。
ー
初、ユーザーランキングに乗りました！！
落書きドラ●もんアイコンが(悪)目立ってました！
隙あらば宣伝((
【d!】呪われた森【gr】完結済、Grmain
いっしょにおやすみ【sho】連載中、Shomain
他作品も良ければ是非！
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作者名：とある人の裏垢。 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年5月3日 23時
