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月曜日。
休み明けだからだろうか、凄く学校に行きたくない。
けれど行かなくてはならないから重い足を引きずりながら外へ出る。
「…あ、A」
「ほんまや…、Aさん、遅かった？」
嗚呼、そういえば2人と一緒に行く約束してたっけ。
「大丈夫ですよ、お早う御座います」
「んー、ほな怠いけど行こか」
「あー、ダル」
「ダル言うてもどうせまたコネさんとサボるんやろ」
「まぁな」
サボる。
コネさん…？
ってあの、水谷先輩？
「…え？サボる？コネ、さん？」
「あれ、シッマ話した言うとったけど…、水谷捏縞」
「あ、コネさんのフルネーム久々に聞いた気ぃする」
ああ、やっぱり。
コネさん、やシッマ、は水谷先輩なのか。
この学校は6クラスと多い方だと思うが、2年、しかもそんな名前…、となると水谷先輩だけな気がする。
「そうですよね、水谷先輩、話したことあります」
「…なーんか敬語しっくりこおへんわ」
「んー、渾名で呼び合うとかは？」
何故上の学年はそう渾名で呼び合うのか。
呼び合いたがるのか。
私は良いのだが……。
「渾名、ですか」
「俺はロボロ、コイツはシャオロンって渾名あるかなんか考えたってや」
んー…。
こういうの悩み込んでしまう自分が憎い。
出てこない。
「…シャオ先輩とロボ先輩？」
「あ！ええ！」
「あと…、出来れば敬語外して欲しいわ」
癖。
敬語はただの癖。
だから今すぐ、となると微妙ではあるが＿。
「分かっ、た、がんばる」
「んﾞ、かわえ…」
「あーあーシャオロンうるさい、んじゃまたな」
何時の間にか学校に着いていたらしく、彼等は正面口へと消えていく。
絡み合ってるなぁ、仲良いなぁ。
そして私は相談室直結の扉を通り入る。
其処に居たのは＿
ー
すんまそん、いったんきります
このままいったらたぶんながくなっちゃいます…
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作者名：とある人の裏垢。 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年5月3日 23時
