第四話 俺、再青春 ページ6
なんなんだよこのコンビニ
店員いないし
セルフレジだし
なんなの?俺が知らないだけで
最近のコンビ二ってこんなものなの?
やべー俺、もうおっさんじゃん
そんなことを考えながら
家までの道のりを歩く
そしてさっき買ったドリンクに手を差し伸べた
及「っぷはぁ!」
頭いってえええーーー
もう、当分飲みすぎるのはやめとこ
ガチャ
及「ただいま」
誰もい無い部屋の中
俺の声だけが響く
結婚かあー
いいなー
そういってベッドにダイブした
俺もいつかわできるんだろうか・・・
「忠告だ及川 もう道を間違えるな」
確か牛若ちゃんこんなこと言ってたっけ
俺は道を間違えたのだろうか
いつ?どこで?
もし道を間違えていなかったら
俺は今もバレーが出来ていたんだろうか・・・
はたまた、結婚とか出来てたのかな・・・
今の暮らしに満足が言ってないわけではないけど
いいな
あーいう自分の好きなように生きるって
もし戻れたら
もしあの高校時代に戻れたら
今の俺ならどうするだろうか
そんなかなわない夢を考えながら俺は眠りについた
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「とーる?朝よー始業式の初日から遅刻したらどーすんの!」
はー?誰うるさいなー
及「今日は会社は休みー」
ただでさえ二日酔いで気持ち悪いんだから、ほっといてよ
「何言ってんの!今日から登校日でしょ。早く起きなさい」
及「だから何言ってんの?登校日?高校生じゃーあるまいし」
「高校生でしょーが」
ん?この声母さんじゃん
なんで母さんが俺の家にいんだよ
しかも何で高校生とか変によびにくんの
ついにボケたとか
及「なんで母さんが俺の家にいんの」
母「失礼ねー。17年間一緒に過ごした家じゃない」
及「ん?17年」
母「そーでしょ?なんか今日変よ大丈夫」
え、え、噓だろ
まさか
及「ね、ねえ母さん 今日って何年何月何日?」
母「ん?2011年4月10日よ。カレンダーでも見なさいよ」
及「2011年・・・。7年前に戻ってる」
俺は確かに25歳だった
あの時は2018年
七年前に戻ってる・・・
母「モーこんな時間!早く制服着替えて行きなさい」
落ち着け、落ち着け
これは現実だ
とりあえず着替えないと
そう言って制服に手をかけた
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瑠瑠姉さん(プロフ) - 瑠瑠さんだよ☆コメントいっぱいまってるよん!普通に瑠瑠さんと会話したいよーって人も書き込んでね☆アンチコメントも待ってマース (2018年2月24日 23時) (レス) id: f8ae282ea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠瑠姉さん | 作成日時:2018年2月24日 23時