Flowering heroine ７ (ページ13)

今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:94,909 hit

＊ページ13

大樹 side.

大樹「どういうこと？A」

「…………コロナでお仕事がなくなって、
わたしに何ができるんだろうって考えちゃって」

〝私ファンタにいらないのかなって〟

澤夏「そんなことないに決まってるでしょ」

いつも黙ってる澤が被せるように話す

澤夏「俺らも、ファンの子たちもそう思ってる」

黎弥「俺らAいなきゃ何もできないの知ってんだろ？笑」

「っっ、………」

慧人「うわーん、泣かないでAちゃん～～泣」

颯太「もう絶対そんなこと言わないでくださいね」

最年少二人に両サイドから抱きつかれて泣くA

勇征「はあ、………ほんっとびっくりした」

世界「脱退するとか言うのかと思ったよ俺は…、」

さっきまで緊張した空気が漂っていたけど

少し緩んで全員がソファに沈み込む

大樹「わかったでしょ？みんなAのこと大好きなの
見たでしょ？さっきのメンバーの慌てた顔」

黎弥「大樹くんは人のこと言えないっすよ。笑」

もうきっと手放してやれないよAのこと

ソロでやりたいって言っても

他のグループに入りたいって言っても

俺らはきっと許せないしAから離れらんないの

覚悟しててよA？