ハッキリと ページ2
＿＿＿＿＿＿＿＿
懐かしいこの階段は、もう新しい社へと移動するのに会うことが無くなっていたもの。
久しぶりだね、私の拠り所。
JN「来てくれて、ありがとう。」
『ううん。』
私と、ジェノの思い出の場所は、こうして時間と共に消えてしまうのだ。
ジェノは、気付いてる。あの日のヤンヤンとテンくんとの話がきっと聞こえていたから。私が変わった、その対象が誰なのか。そりゃ、分かるよね、親友だもんね。
JN「Aは、もう俺の事好きじゃないんだね。」
『...っ、。』
本当に、気が変わるの早いなあって思うでしょう？ね、私もそう思う。ごめんね、他に言葉が見つからないの、ごめんね、
JN「...ジェミンと、付き合ったんだね。？」
ずっと、ずーっと大好きだったよ。ジェノ。私の初恋で、一生の思い出で、追いかけて、ジェノの優しさに甘えて、でもジェノのいい所を嫌う私が、世界で1番嫌いだったよ。
『うん、ジェミナがすき。』
ジェノの、親友を奪ってごめん。ジェノが大切に守ってくれてたこの三角形を壊してごめん。でも、それでも。私は私を一途に愛してくれる愛がね、堪らなく欲しくて。きっとそれがないと生きてけないの。だって、私は"女の子"だから。
JN『...っ、ジェミンで、よかった、っ』
優しい、優しいジェノ。本当に自慢な私たちの親友。
神様はどうして恋人は2人でひとつなんて決めたんだろう。私たちは3人で1つなのに、恋人なんて、愛なんて言う形をどうやって、決めてしまったんだろう、
『...、今まで守ってくれて、ありがとう。！笑』
ずーっと言いたかった。ジェノ、ありがとう。
本当に大好きだったよ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 612人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく | 作成日時：2022年11月14日 12時
