ファンロンジュン ページ7
＿＿＿＿＿＿＿＿
JN side
JM「Aってさ、うさぎみたいだよね。」
番組に出演後、少し多くなった練習の休憩時間中。飲み物を買いに行ったチソンとそれについて行くドンヒョク、マクヒョンを残した俺とジェミンの二人きり掠れた声が広々とした室内を響かせる。
JN『.....急に？笑 どちらかと言えば犬か猫だと思うけど』
ルールや規則がある訳でもないのに、仲のいいAの話をしない俺達は、傍から見ればAに片思いして戦いあっている男二人に見えるだろう。
JM「ふーん、ジェノはそう思うんだね。」
意味深な言葉を発するのは、いつもの事だ。それより俺はジェミナの方がよっぽどうさぎに似てると思う。小さな顔に、大きな目、バランスのいい鼻。今にも頭の上に耳が生えそうだ。
HC「ヤー！ジェミナ！ジャノ！、ビックニュース！！」
JM「なにー？」
JN『うるさい、ドンヒョク』
HC「新しい練習生が来た。」
「今。」
＿
「こんにちは。」
練習生とは、専らダンスや歌をしているだけではなく、時には社会授業、作曲授業、外国人であれば言語授業など幅広く多くのことを学ぶことが出来る。
『..え.....、こんにち、は』
そしてここはその中の一つ、言語授業(韓国語授業)の為の外国語教室。ここで会うのは悠太くん、その紹介で話すようになったテンさんにクンさん、ウィンウィンさんくらいだ。
＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく | 作成日時：2021年8月29日 15時
