ノミンと同期の女の子2 (ページ32)

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MK「ジェノ達と仲良くなってたから俺も仲良くなれるんじゃないかって思って、」

それもそうだ、ジェノだって同じ日に入社してなければ話すこともなかっただろうし

でも、考えてみればマークさんを遠ざけるのはただの私の自己勝手なものでマークさんは何回も寄り添ってきてくれてた。

いつも笑顔なマークさんが、現に今顔を曇らせてる理由は私だし、

キーホルダーまでくれたしね、それのお礼も言えてなかったな。

『.......ごめんなさい。キーホルダー嬉しかったです、』

MK「、あ、気に入ってくれた、？」

『はい、ホントに可愛くて憎たらしくなりました』

MK「.......俺のことが？笑」

ニヤッと意地悪そうな顔をして笑うマークさん、そんな顔もできるんだ、言うべきか言わないべきか、でも一方的に私が悪いけど今度は少し姿勢を落としてきた

MK「.......ヤ、実はジェヒョニヒョンからちょっと聞いたって言ったら怒る、？」

『オッパ.......？秘密だって言ったくせに.......』

MK「俺がね、Aと仲良くなりたいって説得した」

『そんなに私と仲良くなりたいの？どうして、？』

MK「うーん.......俺も外国から来てるってこともあったけど何より、その、1度聞いた歌声が...忘れられなくて、」

尊敬の意味も込めて仲良くなりたいんだと話してくれた。私にそんな資格ないのに、誰が見たってマークさんの方が凄いに決まってるのに

MK「悪いけど、俺...ｿﾙｼﾞｷ、諦めることはないよ｣

『.......』

MK「憎たらしく思ってくれてもいいよ、だけどさ、俺、Aと仲良くなりたいんだ、」

なんか、恥ずかしいな笑と言いながら下を向いても絵になるなんて

『私、マークさんの想像してる人とはきっと違いますよ』

MK「？AはAじゃん」

あーもう私の負けだ。なんだこれ、私負けてばっかだ笑

MK「ヤ、ｿﾙｼﾞｷ、もう心折れたでしょ？笑」

MK「…キーホルダー付けてくれてるの知ってるよ？笑」

『.......マクオッパ、悪い男だね』

私、可愛いものには弱いのに

JN「A！居た！！！！探したよ.......」

どうやら随分時間が過ぎていたようだ、休憩時間なんて遠に終わっていて、チャイムの音も聞こえなかったみたい。

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