佐久早ツインズ【HQ】 (ページ29)

今日:87 hit、昨日:33 hit、合計:57,207 hit

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かなり近くに席を用意して頂いたみたいで、試合中は研修のことなんか忘れて楽しんでいた。

光来も聖臣も、みーーんなすごくて声が出そうになる度黒尾さんに肩を叩かれて我に返るを繰り返した。

俺もボクトビームしたかったな。

白熱した試合はBJが勝利を収めた。

『あの、すみま……』

「Aくん、ほんとにバレー好きなんだね」

安心したよとこちらに笑みを向けてくださる黒尾さん。

「バレー協会だからね、新人を試す研修はバレーを愛しているか

まぁ、君は元キャプテンらしいし春高優勝も果たしてるから問題ないと思ったけどね」

『なるほど、、？』

「これで研修は終了だよ、そしてAくん合格ね」

「え、何にですか？」

競技普及事業部にと名刺を何枚かくれた。

それは俺の名前が書いてあってついにバレーボール協会の一員になれたと心から喜んだ。

「じゃあ、これからよろしく」

『こちらこそよろしくお願いします！！』