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3日目は3回戦と準々決勝を同じ日でしてしまう為体力が正直心配だ。
けど、そんなこと言っている暇は無い。
烏野に勝って必ず準決勝にコマを進める。
「A」
『聖臣!お互い頑張ろ』
「ん」
ガチっと気合いの籠った握手をしてそれぞれのコートへと向かった。
井闥山も順調に駒を進めてるみたいで近くのコートで試合をするみたい。
絶対に勝つ。
試合直前のオーニングアップ。
敵である
『まじかで見ると怖いね』
「おいビビってんのか!?」
「A止めるんでしょ〜?」
『ビビってんじゃなくて驚いてるだけ!』
もちろん止めてみせるよ!と言うとチームメイトみんなが笑顔で俺を見ていた。
「A。サーブの事だが、アンダー多めでお願いしたい」
『了解です』
天上サーブですよね?と応えると、監督が笑顔でグッとポーズを返してくれた。
烏野は、椿原と音駒の天上サーブを見て苦手意識を覚えてるっぽい。
今が狙い時。
「それで、油断してるところでジャンフロとスパイクを入れていってほしい!」
『任してください!』
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作者名:みるく | 作成日時:2024年1月14日 19時