カセットテープ1.6 ページ4
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「私小さく無いのに…」
思わずほつりと出してしまいはっとする
いつも小さいと言われ口癖のように言っているのだ。
しまった
そうふと思う。
「あー…」
「鬼ごっこもかくれんぼも嫌かい??」
どっちも嫌だ、せめて業務を終了したい
速く終わらせてほしい。
そう思っていたが、彼は子供の様に遊びたい様だ。
諦めて、
そしてゆっくり、ゆっくりと掠れた声を出す。
「い、いいよ…」
「かくれんぼしよう。」
「そうこなくちゃ!!」
彼は嬉しそうに口を開いた。
「じゃあ、僕が鬼をやるから君はこの店の中で隠れてね!!」
彼とのかくれんぼが始まった。
あぁ、生きて帰れるかな
一体どうやって隠れようか
精一杯出して考えた答えはこの二つだけだった。
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作者 - そしてお気に入り登録者9人&おもしろ度14票、そして3000hitありがとうございます!! (2022年1月3日 18時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 新年あけましておめでとうございます!今年もどうかこの小説を見て頂けると幸いです!! (2022年1月3日 18時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 皆様大変お待たせいたしました!これより更新いたします!! (2021年12月29日 23時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - おぉ…いつの間にこんなに…2500hit &お気に入り8人&おもしろ度13票本当にありがとうございます!!長らく更新もコメントも出来ず大変申し訳ありませんでした! (2021年12月29日 23時) (レス) @page43 id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 1000hitありがとうございます!! (2021年11月23日 23時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2021年10月12日 22時