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A《終わったよ》
廉《おつかれさん、明日ちょっと話あるんやけどうち来れる？》
話とは何だろうか。
いい話じゃないことなんて考えなくたってわかるけど。
A《わかった、明日行くね》
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『れん起きてる〜？』
何時頃行けばいいのか聞いたのに昼過ぎても連絡がないのが心配になって、合鍵を使って部屋に上がり込んだ。
『れーんー？』
寝室を開ければ気持ちよさそうに眠る廉。
散らかったゲームを見る限り、きっと夜遅くまで海人くんと岸くんがいたのも間違いなさそうだ。
今日はオフだと言っていたし、１ヶ月分の疲れも溜まっているだろうからそっとしておこうと思い、廉が起きるのを待った。
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___ｶﾞﾗｯ
｢A、ほんまごめん、俺ずっと寝てて…｣
もう陽も沈み始めた頃だった。
『おはよ廉、よく眠れた？』
｢眠れたけど、A怒ってへんの？俺が呼んだのに…｣
怒る必要なんてどこにもない。
廉が頑張っていたのはよく知っているし、
むしろ時間を気にせず眠れるくらい廉の張り詰めていたものが解けたのはいいことだと思うから。
『怒ってないよ？』
まだ寝起きで髪もボサボサ、アイドルじゃない普通の素の廉がここにいるような気がして少しだけ嬉しかった。
｢シャワー浴びてくる！そしたら話、聞いて欲しい｣
『うん、まってる』
そうだ、今日わたしがここに来た理由は
廉が話したいことがあると言ったからだった。
『なんだろなあ、』
わたしの独り言は遠くに聞こえるシャワーの音に掻き消された。
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なな - 本当に切なくて、でも、どこか幸せで温かくて、涙がとまりませんでした。だいすきです！ (2018年10月2日 4時) (
レス) id: d317cbb504 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - お互いに好きなのに別れるとゆう選択、切ないですよね…二人にとって幸せな瞬間があったってゆう事実がその後の人生にいい影響を与えていたらいいなと願ってます!! (2018年10月1日 9時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
Yuka(プロフ) - 涙止まらないくらい切ない。。でも、好きな作品でした！出会えて幸せでした！また続編も楽しみにしています！ (2018年9月16日 21時) (レス) id: e3f933bc47 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます！今書き上げている作品が終わり次第続編を始められたらなと思っていますので楽しみにしていていただけると嬉しいです！ (2018年8月8日 23時) (レス) id: 76e7965f2e (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 卍さん» ありがとうございます！またこちらでお会いできたら嬉しいです！ (2018年8月8日 23時) (レス) id: 76e7965f2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる
| 作成日時：2018年7月16日 20時
