泥棒猫 (ページ27)

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Episode__13 ページ27

(shr.side)

「聡くん、いきなりごめんね？」

「大丈夫、

　で、何があったの。

　風磨くんは？」

「うん、、、、、

　今日風磨くんとお泊まり会するのは聡くんに言ってたでしょ？でもさっき急用出来たって言って出てっちゃったの、、

　風磨くんに迷惑なやつだなんて思われたくないし止めれなかったけど、正直行って欲しくなかった、、、」

「そっか、、それは辛いね、。

　その、風磨くんの急用ってなんだったの？」

「多分出て行く前に電話してたからその相手に呼び出されたんだと思う、、でも誰からの電話とか、なんの用事とかは教えてくれなかった。

さすがにそんなの聞けないし...」

「そうなんだ、、

　まぁでも大丈夫。風磨くんだもん、信じよ？」

「うん、、」

「さ、冷めちゃうし、オムライス？食べよ

　一緒に食べてる相手が風磨くんじゃなくてごめんね～～」

「ありがと、

　なんか今は聡くんって感じより聡って感じがする。」

「そ？？笑」

「うん、なんかカッコよかった笑

　ほんとにありがとう来てくれて、食べよ！」

「うんっ！いただきまーす」

この時の俺は気づきもしなかった。

聡くんの、俺に対する気持ちなんて、

それに加えて、

風磨くんが俺に隠れてケンティーと体を重ねてるなんて