泥棒猫 (ページ2)

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─────2015────

俺と風磨くんは年に数回サシで食べに行くことがある

今後のグループ活動について、話し合うのだ

そして、今日はその数回のうちの1回で、
風磨くんと2人で近くの居酒屋の個室で飲んでいた

『いやー。でもほんとよかった。
　また松島とマリウスとやってける
　と思うと結構救われるよな、、』

「俺もまさか三人体制になるとは思ってなかったよ...」

『また5人でいいもんつくっていこうぜ。』

「うん。」
「聡とマリウスに抜かれないように頑張らないとな～」

『だな～～笑』

俺らは5人でデビューした。
けれど途中から健人くん風磨くん俺の3人で活動することになった

正直不安しかなかったけど、
Sexy Zoneを守っていく。っていう意味でも
頑張るしかないと思った

そこで踏ん張ったおかげで、
今こうしてまた5人で活動できることが決まった

お酒がヒートアップした頃、、

『あ～～。これからもっと忙しくなるかな～』

「だよね～
　お仕事いっぱいもらえるといいんだけど～...」

『んぇ？しょうりは大丈夫でしょ笑
　その可愛い可愛い顔面があるだけで
　その辺の芸能人なんて釣れまくりなんだから笑』

「え？笑何言ってんのww大丈夫？
　飲みすぎたんじゃない？」

『ふふっ、安心しちゃってさ。5人になれるって思うと。飲みすぎたかも笑』

「そろそろお開きにしよっか」

『そーだな笑すまんしょうり』

「いえいえ。笑」

いきなり可愛いなんて言われたらこっちだって
精神がもたない。風磨くんはそんな気ないんだろうけど笑

『あ、会計払っといたから大丈夫だよ』

俺が財布を出そうとしたらこれだよ。

さすがにかっこよ過ぎてこのきらきら顔面国宝でも漏らすかと思った

「え、うそ。ありがとう
　

　いつのまに...笑」

『しょうりも会計を年下にバレずに払う方法くらい勉強しとくんだな。笑

　大将！ごちそうさまでした～！！』

なんて言って先に店を出ていってしまった

俺もあとを追う

「ごちそうさまでした～！」

今日はドキドキしっぱなしだったな～～
さすが風磨くん。