僕と彼女のドライな関係【JN】 (ページ6)

今日:98 hit、昨日:33 hit、合計:142,516 hit

・ページ6

仕事帰りで
スーツから部屋着に着替えた
ソクジンさんが、
私の作った晩御飯を
もふもふ食べながら
提案をしてきた。

『ええぇー………結婚式ぃ？ですか〜？」

JN「すごく嫌そうだね」

『時給出ますか？』

JN「出すよ。
僕の隣にいてご飯食べて
微笑んでおくだけで1万円あげる。」

『2万』

JN「1万5千」

『2万』

JN「………はいはい、じゃあ2万で」

『いぇーい！結婚式出ます』

JN「……僕じゃなくても
金をくれる男だったらホイホイ
ついて行くんじゃないの君？大丈夫なの？」

『えへへ』

JN「……Aさんは知らないかもしれないけど、
僕は業界だとかなり有名だし、
見た目もかっこいいから、
お金なんてもらわなくても
一緒にいたいっていう女性ばかりなのに
Aさんはほんと

『あっ、でもソクジンさん、
私、ドレスとか、結婚式に着てくような
服ないですよ！？』

JN「君っていつも僕の話を聞いてないよね。
まぁ服は今度僕と買いに行こう」

『経費ですか？』

JN「そう。買ってあげる」

『やったぁ！』

鼻歌歌いながら
食器洗いをしてる私をみて、
ソクジンさんは首を傾げる。

ソクジンさんクラスの人達の周りには、
こんな私のような生粋のオタクは
いないんだろう。

.