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JN「Aさん、お疲れ様」
『お疲れ様です！明日も朝9時に出勤します！』
JN「うん……」
『どうかしました？』
JN「それに関してなんだけど、
もう住み込みで働かない？」
『え？』
JN「ダメ？」
『ダメって………
ソクジンさんが前に言ったんじゃないですか。
家に誰かがずっといるのは落ち着かないし
干渉されたくないって』
JN「そうだけど、
Aさんならいい。」
って、じっと見つめてくるから、
ソクジンさんって
どこまで本気で、
何考えてるかわからない。
JN「Aさんにとっても、
毎回自宅からここに通うより
楽でしょ？効率的じゃん」
あぁ、結局そういうこと？
って、少し期待した自分を叱咤する。
『ソクジンさんって、
いつもそうですよね。
効率がいいとか、
手間が省けるとか。
そこにソクジンさんの気持ちは
いつも、ないですよね。』
って言ったら傷ついたような顔をする。
ソクジンさんが私を傷つけてるのに。
JN「それはお互い様じゃん。
Aさんだって、
僕じゃなくたって、
お金持ってる男にはホイホイついていくし、
口を開けば
スングァン君スングァン君
セブチセブチセブチセブチセブチセブチって、
こんなに僕とAさんは
長く、関わってるのに
僕にまるで興味ないじゃん」
『そんなふうに思ってたんですか？』
JN「………」
『……とにかく、ひとまず、
今日は帰って、
明日9時に出勤します。
住み込みの件はまた後日、お話しましょう。』
JN「僕が雇用主なのに、
なに勝手に決めてるわけ」
『え？』
JN「今日、
僕はAさんを帰すつもりはないよ」
.
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作者名：やきにくさん
| 作成日時：2023年6月8日 16時
