僕と彼女のドライな関係【JN】 (ページ13)

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JN「朝起きてこんなにイケメンって、
信じられる？
どうして僕ってこんなにイケメンなんだろう」

ソクジンさんにドキドキしたのは
やっぱり
一種の気の迷いだ。

それはそうだ。

私がなんで
ナルシスト唇オバケ野郎改め雇用主に
ドキドキしなきゃいけないんだ。

そんなことあるわけない。

『おはよーございます。
なんかすいません。
雇われの身なのに
ソクジンさんより遅く起きちゃって』

JN「朝ごはん作ったよ。
パンケーキ。
ミルク派？豆乳派？アーモンドミルク派？」

『え？……………ミルク派、？です？』

JN「おっけい」

『…………優し過ぎて怖いんですけど』

JN「僕はもともと優しいよ。知らなかった？」

『毒舌なことしか知りません』

JN「毒舌なつもりはないんだけどね。
いつも事実を言ってるだけで」

　

ダイニングテーブルに

パンケーキと、バターと、ミルクと、フルーツ。

本当は働いてる私が準備するべきなんだろうけど。

JN「どう？
君の大好きなスングァン君は
君のために朝ごはん作ってくれないでしょ？」

『そりゃーアイドルですから』

JN「ってことは僕の方が
スングァン君より魅力が多いってことになるよね」

『別にそういうわけではないというか。
今度のお休みは握手会で
スングァンちゃんに会えるので、
それを糧に生きてます』

JN「へえ？そうですか？」

『何着てこーかな』

んー、てか。

『パンケーキ………………うま。』

料理もできるんですね、なんて言ったら

また調子に乗るだろうから

黙ってよう。

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