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あれは夢だったわけじゃない。

ハイブの会社の会議室の扉を開いて

居たのは防弾少年団で、

私の推し、テヒョンさんがいたんだ。








夢じゃ、、、なかった、よな?




「カフェラテ下さい。あ、アイスで」

『はーい、、、、、えっ、!』

NJ「…、?」
















ナムさん?な、ナムさん?だ?ね?


そっか、会社にいるなら、普通に
会社のカフェも使う………のか。











NJ「あぁ、昨日の子か。
失礼したいたしますいたしました、の。」

って私をからかいながら、
エクボをつけて笑った。

うっ、苦しい。

破壊神って、そういう意味ですか?
そのエクボの破壊力、やばくないですか?
え?









『カフェラテのアイス、です。
えっと、………今日も一日、頑張ってください!』

って思い切って言ったら、
ナムさん改めナムジュンさんは
驚いた顔をする。











…………やらかした?、
馴れ馴れしかった?図々しかった?
ファンだと警戒された?
私早くも、





間違った?






NJ「ありがとうございます、えっと……あなたも。頑張ってください」


って困ったように笑って、
去っていた。









逞しいその背中を消えるまで私は見つめた。
おい、私はテヒョン推しだろうが。
だとしても。





やっぱり、みんなかっこいいな。
ナムジュンさんにカフェラテ渡して
朝を迎えるなんて、
なんて贅沢な朝なんだ。









晴れた初夏の太陽の日差しと、
ナムジュンさんの逞しい背中は、
心がギュッてなるくらいに
似合ってた。








.

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作者名:やきにくさん | 作成日時:2022年6月12日 0時

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