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コンコン、
マネ「お、きたきた」
ノックして会議室みたいなところが
開いたら、とんでもない光景。
え。
あ、
え?、
JM「いぇーい、ユンギヒョン、ウェットティッシュ準備して」
YG「あのなぁ、うちのグループぐらいだぞ、年下が年上にウェットティッシュ取ってなんて頼めるのは。一昔前はなぁ、
JN「ユンギや、そういうお前も僕ちんの話を全く聞かないし、僕に命令するじゃんか……」
NJ「サラダってアボカド入ってる?入ってないなら一口食べたいんだけど、ジミナ」
JK「一口食べたいってところで、全部食べちゃうんですよ、ジミンシィ、ナムジュンヒョンにあげちゃダメです」
HS「ねぇ、なんでこの部屋こんなに寒いの?」
TH「僕のいちごジュースどこですか」
ばんたんだ。
え?、
防弾少年団だ。
7人が目の前で、全然噛み合ってない、
会話をしてる。
こんな、夢みたいな
TH「アニョハセヨ、あの、聞いてます?
僕のいちごジュースどこですか?」
お。
推しが目の前で、
TH「ん?聞いてます?僕の、」
『こっ、これです。
あの代金はいただいておりますので、私はここで失礼したするいたしましいたしました!』
急いで物を置いて、
逃げるように部屋から出た。
私は泣いてた。
嬉しいのか、感激したのかわからない。
ただ、私の推しのテヒョンさんが、
私の顔を覗き込んで、
話しかけてきたことが、
無造作な眉毛が、
画面で見るより地黒の肌が、
私をこんな気持ちにさせた。
名前がつかない気持ちの私は、
泣くしかなかった。
部屋から出て、
近くの女子トイレで、
私は誰にも迷惑をかけないように、
息を殺して
泣いたんだ。
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2022年6月12日 0時