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私がカフェでコーヒー豆を準備してる中、

カフェに向かって一目散に走って来たその人は、

テヒョンさんだった。













TH「ジョング………ク、から聞いて、
Aちゃんが、ゴホっ、ここにいるの、」


『相当急いで走って来たんですね?笑
落ち着いてください?笑』


TH「Aちゃん、意味わかんない。なんなの?
勝手に消えて、
勝手にいなくなって、急に現れて」


『テヒョンさんは噂のこと聞いてないんですか?』


TH「………Aちゃんが、ハイブの男性社員に、……って話?」


『はい。それ、本当ですよ』


TH「……え?」


『未遂ですけど。ユンギさんが助けてくれました』


TH「は?」






あのヒョン何にも言わないじゃん、
そっか、そうだよな、言わせたくないからか、
くそ、じゃあやっぱ俺が悪いんじゃん
俺の馬鹿、等々。

テヒョンさんの独り言は止まらない。










TH「ほんとに俺って最低」




『え?』




TH「好きな女の子ぐらい、俺が助けたかったよ。
よりによってユンギヒョンなんて。」




『……………えぇ?』




TH「本気かもよ?ってごめん。
その前から多分もう、ずっと本気だったよ」











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作者名:やきにくさん | 作成日時:2022年6月12日 0時

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