TH ページ3
クレンジングウォーターで、
顔のメイクを取ると、
コットンが茶色になる。
その茶色を見て、
なんで、メイクなんて
しなきゃいけないんだろって
思った。
このままで美しい、
あなたはあなたのままでいいって
歌ってるのは俺たちなのに、
なんでその俺たちが
ありのままじゃいけないの?
NJ「テヒョン?」
TH「んえ?」
NJ「大丈夫か?」
TH「………別に、なんでもないですよ、ヒョン」
NJ「……そーいや、ハイブの社食っていうか、
カフェ?なんかコーヒーで有名な会社を買収して、会社のコーヒーとかお弁当とか全部その会社の製品になるらしいよ」
空気を変えるためか
ヒョンは全く関係ない話をし始めた。
HS「聞いた聞いた、なんかオーガニック系の飲食店で、
フェアトレードに前向きな会社って聞いたよ」
JK「オーガニック?フェアトレード?…ぼく、そんなんより普通にマックがいいです」
TH「俺もー、マックでいいよね」
YG「飯の話されると、腹空く。
誰かなんか頼んで」
JM「”誰か”なんか頼んでっていいながら、
毎回僕のことしか見ないですよね?
なんで?なんでかな?僕のことほんと好きですよね、ユンギヒョ
YG「ササミと卵のハニーマスタードドレッシングサラダと、なんか、、、肉系。」
JM「……マネージャー!ユンギヒョンがなんか言ってます!宜しくお願いします!ちなみに僕はユンギヒョンと同じサラダと、スムージーがいい!」
TH「俺いちごジュースがいい」
マネ「はいはーい、カフェの人に連絡するね」
このころの俺は、
気分屋だからかわからないけど
とにかく全てに絶望してて、
仕事が好きなはずなのに
その仕事が自分の首をしめてて、
んでそのことを
ナムジュンヒョンが察してるから、
なんとかして元気なフリをしなきゃなって
考えながら、
未だに、デビューのときに
日本でされた嫌がらせが夢に出て
毎回眠れないって話を、
やっぱり
誰かに相談したくて
でも出来なくて
だからとにかく全てに疲れてた。
そんなとき、
君が、
俺を、
見つけた。
.
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2022年6月12日 0時