日本人、なんて【TH】

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やめないで、
って、どういう意味だったんだろ。

私がファンでいること、迷惑じゃないって意味？
気を遣ってあんなこと言ってくれたのかな？
そうだよなテヒョンさん天使だし天使の輪っか見えたしあんな穏やかな愛おしそうな目で微笑まれても慈悲の塊ゆえの表情

え………まって、どういうこと？
なにで悩んでたんだっけ、









JN「おーい、聞いてる？ブレンドコーヒーのアイス１つ。」

『……あっ！』







WWH………！






JN「考え事？」

『あ、まぁ……』

JN「言ってごらん、何で悩んでるの？」










この日は雨だった。

ソクジンさんは爽やかな晴天のイメージ(勝手な私のイメージ)だったわけだけど、
梅雨のしとしと降る雨を背景にするWWHも、
さすが風情があった。









『ファンをやめないで、ってどういう意味ですか？』



JN「んえ？」



『……』



JN「そのままの意味じゃん。
Aちゃんってもしかしてバカ？」



『ばっ』



や、やっぱり。これがジンペンさんが言う
涼しい顔して毒を吐く塩ソクジンさんか…。









JN「ファン、やめないでってのは、
そのままファンでいろってことでしょ？」



『……あー、はー、』



え、、、、？
そう、だとして、、、テヒョンさんは
何でそんなこと、
わざわざ私に言ってくれたんだろう
やっぱり天使だからか、、、









『ブレンドコーヒーのホットです』



JN「え？アイス頼んだけど」



『……………………˚▱˚
すぐ作り直しますっ！！！！！』



JN「ねぇ、おでこ出して」



『え？』











恐る恐るおでこを出したら、




ﾊﾟﾁﾝ、







『痛っ！』



JN「女の子だからって手加減しないよ笑
これで許してあげるんだからまだいいでしょ？」



『……ほんとにコーヒー、作り替えます』



JN「いいから仕事しなさい」



『はい………ごめんなさい、、』










コーヒーのアイスとホット間違えるなんて、
しかも相手はスーパースターだぞ？
且つ好きなアイドルだぞ？
私何してんだ…









JN「んじゃ、またね。Aちゃん」



あれ、

そういえば。







さっぱりした態度の割に、

ソクジンさん、私の名前、
ちゃんと知ってるんだ、







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