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いってらっしゃい、と平気を装って
言ったけど、内心はドキドキだった。
ジョングクとお父さんが
2人で豆太の散歩に出掛けて20分は経つ。
ジョングクはちゃんと日本語が話せただろうか。
お父さんはジョングクをいじめてないだろうか。
昼寝して待とうと思っても、
それが心配でなかなか眠れなかった。
『お父さんとジョングク、
2人っきりで大丈夫かな』
って言った私の言葉に、
テレビを見ながらみかんの皮を剥いてる
お母さんがあっけらかんとして言う。
母「大丈夫よ、お父さん、グゥちゃんのこと大好きだから」
『うそだぁ、いつもお父さん、ジョングクに冷たいじゃん』
母「お父さんは、まぁ、そういう人だから」
って目を細めて微笑む母を見て、
私は気持ちが込み上げた。
あぁ、
母は本当に父のことを愛しているんだ、
と、私はそのとき今更ながら感じた。
同時に「結婚」ってものの重みも感じた。
私とジョングク。
私達の「結婚」は、
正解だったのかな。
父と母の結婚と、
私達の結婚は、
まるで種類が違う。
母「お父さん、グゥちゃんとお酒飲むの楽しみにしてたのに、あんたたち全然実家に遊びに来ないんだもの。もっと帰って来なさいね」
母が、皮を剥いたみかんを
私の手にぽん、と置いたとき、
私はなんとも言えない気持ちになった。
そのとき、
ちょうどジョングクとお父さんが帰ってきた。
『ジョングク！おかえり！……大丈夫だった？
2人っきりで…？』
って聞いたらジョングクは
嬉しそうに言う。
JK「ぬなぁ、ここでは、にほんごで話さないと、ぼくたちだめですよ」
ってカタコトの日本語で怒られた。
それを聞いたお父さんは笑って、
ジョングクは、そんなお父さんと顔を見合わせて笑うから
2人の仲はきっと前より縮まったんだろう。
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Sai*(プロフ) - やきにくさんさん» やきにくさんに認知していただく日が来るなんて！と感無量です(T_T)引き続きお慕い申しておりますのでどうぞよろしくお願いいたしますっ！！！ (2022年7月31日 23時) (
レス) id: 7082577c50 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - Sai*さん» Sai様 あ、Saiさんだ、と認識できるまでになりました笑 いつもありがとうございます笑 ユンギの血管は打撃力半端ないですよねぇ。これからもよろしくお願いします！ (2022年7月31日 8時) (レス) id: a5db14d0d3 (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - え、やきにくさん、すきぃいぃぃってなりました。今回もありがとうございます。好きです。ユンギの血管についても今回のぐぅちゃんのかわいらしさについても語り合いたい昼日中ですが、一旦他のやきにくさんさん作品見て心を沈めてきます((余計湧くやつw (2022年7月28日 12時) (レス) @page31 id: 7082577c50 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - KIRINGARAさん» KIRINGARA様 ほっこりする作品を書くのが目標だったので、とても嬉しいです！他の作品も読んでくださるなんて……ありがたき幸せ。これからもよろしくお願いします！ (2022年4月6日 21時) (レス) id: a5db14d0d3 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - ちょびさん» ちょび様 わああ！可愛らしいリアクション笑 ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年4月6日 21時) (レス) id: a5db14d0d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やきにくさん
| 作成日時：2022年3月17日 23時
