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扉を開けたら、
ナムジュンさんが
手にいっぱいの花束を持って
立っていた。
「………ナムジュンさん？、』
NJ「サンタです。
Aさんにプレゼント届けに来ました」
『サンタさんじゃなくて、
ナムジュンさんじゃないですか」
NJ「……ただの冗談ですよ。
まぁ、そうですね。純韓国人の
キム・ナムジュンです。
何あげたらいいかわかんなくて、
花屋さんで売ってる花束が目に入って、
買いました。プレゼントです」
『…………っ、私風邪だって言いましたよね？』
NJ「はい。心配で来ちゃいました」
『タクシーで？』
NJ「いや、走って」
『走って？！………って、もうっ、
ナムジュンさん、雪、
たくさん髪とか肩についてる』
って背伸びして
ナムジュンさんについてる雪をはらうと、
エクボをつくって笑う。
『寒いから、入ってください』
NJ「そうやって簡単に男を部屋にいれるなんて
感心しませんね」
『だって、
NJ「お邪魔しまーす」
『もうっ』
NJ「ふふ、笑」
ナムジュンさんから貰った花束を花瓶に入れて、
お茶を淹れた。
NJ「ここがAさんの家かー」
『そんなジロジロ見ないでください』
NJ「そりゃ見るでしょ。好きな人の部屋なんだから」
『え？』
NJ「僕は今日のデートをしっかり計画してたんです」
『え？あ、はい、……ごめんなさい』
NJ「ちゃんと責任取ってくださいね」
『………それよりなんでわざわざ私に会いに、
NJ「Aさんに告白するためでした。」
『ええっ！』
NJ「でもそれは、
Aさんが元気になってからにしましょう。
だからこれは……なんだろ。
告白の予告？」
って笑った。
.
.
.
.
クリスマス。
サンタさんはいない。
魔法はない。
は、前言撤回。
『私も、ナムジュンさんのことが好きです』
って言ったら、
ナムジュンさんが私を優しく抱きしめた。
ずっと、
この瞬間を夢見てた。
だからきっと。
サンタさんはいるし、
魔法だってあるかもしれない。
.end.
.
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やきにくさん(プロフ) - LunaLunaさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (1月11日 20時) (
レス) id: fee9487aa7 (このIDを非表示/違反報告)
LunaLuna(プロフ) - やきにくさんの話はいつも優しくて好きです。これからも頑張ってください。 (1月11日 12時) (レス) @page32 id: b8a89ad3fa (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - mmne08171さん» mmne08171様 コメントありがとうございます！時差ありでも関係なく嬉しいです！寒くなってきたのでお体気をつけてくださいね！ (2022年12月2日 21時) (レス) id: 4854a66630 (このIDを非表示/違反報告)
mmne08171(プロフ) - やきにくさんさん» 好きですー！ナムジュンさん…良かったね。素敵なお話だったので、時差ありますがコメントさせていただきました。他の作品も楽しませていただきます❤️ (2022年11月29日 18時) (レス) @page32 id: 71162c9e08 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - 葉月さん» 葉月さまも良いお年を！今後とも宜しくお願いします… (2022年1月2日 23時) (レス) id: a5db14d0d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やきにくさん
| 作成日時：2021年12月6日 0時
