NJ ページ18
NJ「僕は小さくて可愛いものが好きなんです」
JN「へぇ」
JM「知ってますよ」
TH「小さくて可愛いもの？例えば？」
JK「Aさんのこと？」
NJ「だっ…………………！」
貸切の居酒屋で、
スクッと立ち上がった俺を見て、
4人は、呆れる。
JN「今更なに？バレバレだよ、
ナムジュンがAちゃんを好きなことなんて」
JK「なんかこの焼酎甘いですね。何で？」
JM「そう？いつも頼んでるのと同じだよ？」
TH「Aさん、僕会ったことないんですけど。
会いたい」
JK「めちゃくちゃ美人さんですよ。
ちっちゃいけど。ちっちゃいてか、華奢？
右手でギュッて潰せそう」
JM「潰すなよ笑……うーん、Aさんは、
姫って感じ」
JN「でも偉そうに構えてなくて謙虚で、」
TH「最高じゃああないですかぁあ！」
NJ「…………嫌。お前には絶対会わせたくない。
Aさんが汚れる」
TH「なんて失礼な、」
JK「テヒョンイヒョン何するかわかんないですからねー」
JN「で、相談って、Aちゃんのこと？」
NJ「はい、えっと、初めて顔を合わせまして、」
JN「誰が？」
NJ「僕と、Aさんが」
JK「…ええ！ヒョン、扉の外に出られたの？！」
JM「すごい進歩！」
JN「おおー、ナムジュナ、乾杯、」
NJ「ヒョンは乾杯したいだけでしょ、」
誰かに、
こんなふうに
Aさんの話をしたくてたまらないんだ。
今日の彼女はいつも通り綺麗だった、
今日は髪をハーフアップにしてて、
姫感がいつもより強かった、
……そんなことを。
TH「で、どこまでしたんですか？」
NJ「する？なにを？」
TH「え？ちゅーとか。」
NJ「ﾁ…………………」
JN「はっ笑 ナムジュンにそんな度胸ないだろ」
JK「まだまだ先の話じゃないですか？」
JM「そもそもAさん、あんなに綺麗な人なら彼氏くらい居るんじゃないですか？」
˚▱˚
JN「おー、いるかもね。」
TH「ヒョン、どんまい」
JK「まさかナムジュンヒョン、それも知らずAヌナにゾッコンなわけじゃないですよね？」
JM「さすがにそれはないだろ、笑」
NJ「あ、わ、………ﾝﾝ」
JK「なんて？」
なんて、俺は馬鹿なんだ。
もう少し、自分が賢いと思っていた。
恋は盲目、その通りだ。
いや、ちょっと意味が違うか。
これは俺の完全なる確認ミスだ。
僕が彼女に深く恋をしているように、
彼女もまた、
僕の知らない誰かに、
深く恋をしているのかもしれない
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やきにくさん(プロフ) - LunaLunaさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (1月11日 20時) (
レス) id: fee9487aa7 (このIDを非表示/違反報告)
LunaLuna(プロフ) - やきにくさんの話はいつも優しくて好きです。これからも頑張ってください。 (1月11日 12時) (レス) @page32 id: b8a89ad3fa (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - mmne08171さん» mmne08171様 コメントありがとうございます！時差ありでも関係なく嬉しいです！寒くなってきたのでお体気をつけてくださいね！ (2022年12月2日 21時) (レス) id: 4854a66630 (このIDを非表示/違反報告)
mmne08171(プロフ) - やきにくさんさん» 好きですー！ナムジュンさん…良かったね。素敵なお話だったので、時差ありますがコメントさせていただきました。他の作品も楽しませていただきます❤️ (2022年11月29日 18時) (レス) @page32 id: 71162c9e08 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - 葉月さん» 葉月さまも良いお年を！今後とも宜しくお願いします… (2022年1月2日 23時) (レス) id: a5db14d0d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やきにくさん
| 作成日時：2021年12月6日 0時
