My Beautiful Tragedy 【YG・JN】 (ページ23)

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JN ページ23

彼女の葬式は人が少なかった。

彼女は誰とでも仲良くなるタイプじゃなかった。

人当たりはいいけど、

自分が持ってる悩みとか愚痴、

それどころか自分自身のことは

あまり話したがらない人だったからかもしれない

灰になった彼女を前に、
僕は崩れ落ちるように子供のように
泣いた。

ユンギに背中をさすられたけど、
その手を払った。

なんでお前が泣かないんだよ、
なんで、

残った気持ちは全部
「なんで」ってやり場のない気持ちに
すり替えられた。

“ユンギには、病気のこと内緒ですよ？”

って君が笑うから、
僕は最後まで言わないよ。

言わない。

だけどさ。

俺はユンギに言いたいよ。

全部お前のせいだって。

彼女は事故死なんかじゃない。

病気で限界が来るのをわかって、

それを悟られたくなくて、

もしくは病気に耐えられなくなって、

自ら駅のホームに落ちたんだ。

YG「ヒョン、大丈夫ですか」

そんなの全部、こいつのせいだ。

そう、思う自分にも嫌になって。

もう全部が嫌になるよ。

JN「なんでお前が大丈夫で、
僕が大丈夫じゃないんだよ、」

YG「え、？」

JN「ユンギ、お前は本当に何もしらないね。
知らなすぎるよ」

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