JN ページ7
僕のフィアンセはどうやら
記憶障害があるみたいだ。
“30歳になったらソクジンくんの
フィアンセになる”
そう言ったことを忘れている。
まぁ、いいよ、構わない。
そのくらいで僕はめげない。
彼女は僕のことを
思い出さなくても
僕の優しさと僕の顔面ゆえに、
すぐ僕の虜になるだろう。
そう、僕は、罪な男だから。
TH「えー、なに1人で笑ってるんですか？
……ヌナなら今日は休みですよー、」
僕はAに会いに来たんだ。
なのに、またこの小僧、
JN「………どこにいるのかな、？」
TH「ヌナからの伝言ですけど」
JN「愛してるって？」
TH「”ほっといてください”、って。」
JN「……なるほど、なるほどね。
まったく、、、もう。
愛されるより愛したいタイプの僕を
知り尽くしてるよね、ほんとに。
恋の駆け引きってやつか」
って笑う僕に、
目の前の彼は呆れ顔をして、
僕を見つめる。
.
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名無し9755号(プロフ) - 身分の違う男女の恋愛が好きで、結ばれそうで結ばれない、そんな感じがとても良かったです！ (2021年8月13日 20時) (
レス) id: 12d6118293 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - 今作も最高でした。ありがとうございました！ (2021年4月15日 8時) (レス) id: 30626e481a (このIDを非表示/違反報告)
LuLu(プロフ) - (ここでも大丈夫ですか？ダメでしたら全然消してください！) ジンくん最っっっっ高でした。ファンには見せない領域の儚げなジンくんや、本気で思ってそうなキザなジンくんまで、読んでいて想像つきました。報われて良かったです！これからも頑張って下さい！ (2021年4月14日 23時) (レス) id: 0d8bba83e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やきにくさん
| 作成日時：2021年4月9日 1時
