結んで、ほどいて、また結んで【JN】

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『ドレス、
ってこれで合ってるんですかね？』









って聞いたら、
ナムジュンさんは瞬きを数回した。
やっぱ変かな。









NJ「……見違えました。
すごく、綺麗ですよ」

って言いながら、はにかんだ。









夜７時。
薔薇園にはたくさんのお金持ちが居て、
私は来て早々、早く帰りたくなった。








NJ「あ！ヒョン！ジウさん！」









黒のタキシード姿のソクジンと、
黒のセクシーなドレスを着たジウさん。

私の選択は間違ってなかったんだ。
２人はお似合いだし、
２人の未来って安泰そう、
そう思った。









JN「………なんで、ここに」

NJ「僕のパートナーとして
来てもらったんですよ。」









ソクジンに見せる、初めてのドレス姿。

ソクジンはじっと私を見つめて、
その後、眉間にシワを寄せて、
シャンパンを飲み干した。









NJ「Aさん、薔薇は好き？」




『好き、だけど？』




NJ「あっちに珍しい薔薇があるんだよ、
一緒に見よう」




『……うん、』









私の腰に手を添えたナムジュンを、
ソクジンはじっと見つめてた。









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