運命はつくるもの【JM】 (ページ28)

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買い出しに行ってた
ジョングクとジミンが
帰ってきた。

JK「ジミンさんが全部買ってくれたよー」

JM「買ってくれたって、
ジョングガ、最初から財布持ってってなかったでしょ」

JK「ふはっ、バレてた？」

JM「ちゃっかりしてんなー」

……………おっと、？

バチバチしてた空気が嘘みたいに、
ジョングクとジミナ、
仲良くなってる。

JK「玄関の荷物取ってくるね」

『うん、ありがとう、グク』

グクと、ジミナが
仲良くなってるの、嬉しいな。

JM「何笑ってるの？」

って不思議そうに
私の顔を覗くジミナ。

『なんでもないよ、』

ジミナの顔を両手で包み込んだ。

『必然って言ったら、
必然だけど、
運命って言ったら、
運命かもね』

キョトンとした顔のジミナ。

ジミナが作った運命に、
私はわかってて踏み込んで。

でも、元を辿れば、
ジミナが私を見つけてくれたのは、
やっぱり意図的には作れない、
ただの運命だったんじゃないかな。

『ジミナ、大好き』

って言ったら、
決まって、こう言うよね。

JM「僕の方が大好きだよ」

.

.

.

だから、私はこの運命を
愛して止まない。

.end.