運命はつくるもの【JM】 (ページ3)

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JM ページ3

君のカトクを僕のスマホで
チェックできるようにした。

誤解しないでほしんだ、
全部君を守るためだから。

君の交友関係は
まるで健全だね。

女友達ばかりだ。

さすがだよ。大好きだ。

ただ一人、
やたらと連絡してる男がいるね。

“チョン・ジョングク”ってだれ。

君と同じ苗字なのは偶然かな。

君を馴れ馴れしくヌナと呼ぶのは
本当の姉弟だから？
それとも親しい関係だから？

でも、兄弟はいなかったはず。

なんでもいいよ、
僕は気に食わない。

誰だ、チョン・ジョングクって。

NJ「随分熱心にスマホを見てるな。
仕事中ってこと忘れてない？」

JM「うるさいな、
僕の上司じゃないじゃないですか」

NJ「でも、常連だ」

JM「それより、こないだ借りた小説、
結末と内容を教えてください」

NJ「ヘミングウェイ？」

JM「本は嫌いです」

NJ「じゃあなんで借りたんだよ笑」

JM「………近づくため」

NJ「え？」

JM「…なんでもないです」

ジョングクヌナ、俺もソウルで働くことになったよ

その言葉に君は返す。

Aほんとうに?おめでとう。ジョングク。愛してるよ

愛してるって？

ジョングク僕も、愛してるよ

バカ言うな、
僕の方が彼女を愛してる。

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