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4. ページ4

午前中は調子が
良かったのものの、
午後の調子は
あまり良くなかった

呼吸が浅くなって、
頭がクラクラする。

午後7時に私の病室に顔を出したのは
ユンギ先生だった。









『せんせー、、、』




YG「やーやーやー、喋るな、辛いだろ、
…やっぱり点滴は付けた方がいいな
午前中は大丈夫だったけど」




『今日朝会えるの楽しみにしてたのに
今日の担当ホソク先生でした。
だからですよ』





YG「……どういうことだよ笑」




って笑いながら
先生が慣れた手つきで
投与する薬の名前をカルテに
アルファベットでスラスラ書く。






『午後の検診もホソク先生にやられてたら、
私今日一日ユンギ先生に会えなくて
寂しくて死んじゃうところでした』





YG「……縁起でもねぇこと言うな」






こうやってわかりやすいくらい
声を低くして真剣に怒るから、
私はつい「死んじゃうかも」
って言ってしまう。

私の死を、
先生は寂しく思ってくれてるんだ
って、何度も感じたくて。

って、重いな、私。









YG「今日はメシ食えそう?
朝は食べたけど、
昼は食べてないみたいだから。
夜はどうする?」






『………ゼリーだけ食べます』







YG「おん、偉い」






そう言って先生は
自分が持ってるコンビニの袋を
机に置いて、
ギーギーと来客用の椅子を
私のベットまで近づけて
そこに座る。


先生と私は
たまにこうして
一緒にご飯を食べる。






.

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設定タグ:BTS , ユンギ , シュガ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2020年10月23日 15時

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