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涼太side
お腹いっぱい食べて、弟達をしょうたに任せていざお会計。
店員 「〜円になります」
辰哉 「んじゃ、これで」
辰哉が出したのは、魔法の家族カード。
俺らがそう呼んでるだけなんだけど、家族全員持ってるカード。困った時とか、家の事の支払いに使ってねという意味で渡されてるクレジットカード。
もちろん、末っ子のラウにも一応渡してるけど、普段は持ち歩かせてないよ。
大介 「辰哉待って。こっちでお願いします」
辰哉 「え」
大介が辰哉を遮って、出したカードは多分大介個人のカード。
「ちょっと、大介」
大介 「大丈夫だから (笑)」
店員 「お支払いはどうされますか？」
大介 「一括で」
大介は個人カードでサラッと会計を終わらして、レシートを受け取った。
靴を履いて、外に出る手前で、辰哉が大介に詰め寄った。
辰哉 「、大介」
大介 「もー、心配しすぎ！大介さん定職には就いてないけど、ちゃんと稼いでるんだからね」
「家族カードで良かったのに」
大介 「んー、そーだけど。そのカードはお土産とかに使って？ここは俺の奢り！」
財布をしまった大介がお店を出て行っちゃったから、弟たちの前でこんな話できる訳もなく、支払いの話は大介によって強制終了。
支払いも済んでしまった今、ぐだぐだとしつこくするのも違うなと思って、大介がいいよって言ってるからもう考えない事にした。
この後は街をブラブラしながら、お土産を買ったりして、今日泊まる宿へ。
夕飯を食べた後は、みんなで温泉に向かう。
ラウ 「おーんせーん！」
康二 「うぉ、源泉掛け流しやん！？」
蓮 「、、源泉垂れ流し？」
亮平 「蓮、掛け流しね」
大介 「源泉掛け流し！」
康二 「源泉掛け流し！」
しょうた 「ひはははぁ！」
辰哉 「なんなのお前ら、、」
ただ温泉に入るだけなのに、この騒ぎ。
他にお客さんがいなくてよかったよ。
温泉に入ったあとは、大介セレクションのカードゲームをしたり、蓮とラウの恋バナをしたり。
楽しいままに夢の中へと旅立って眠る弟達。
「明日も楽しくなるといいね」
辰哉 「お前らがいたら、なんだって楽しいよ。ふぁ、、涼太も寝ろよー。おやすみ」
そうだね、おやすみ辰哉。
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チビ(プロフ) - 永遠さま、リクエストの度々お答えいただきありがとうございます！いつも楽しく読ませて頂いています。 (2021年1月18日 12時) (
レス) id: da5d182f3d (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 魁さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致します。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
魁 - 温泉掛け流しじゃなくて、源泉掛け流しですよ。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 3e8c2afba9 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ - ラウが大介とダンス武者修行みたいな感じで路上で1人でフリーダンスを踊ってそれを見ていた人がSNSに動画を投稿。それがバズって注目されるみたいな話が読みたいです。 (2020年12月27日 15時) (レス) id: e17d72e529 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - チビさん» リクエストありがとうございます！まずはダンスのお話から描かせて頂きました！他のリクエストも描かせて頂きます！ (2020年12月27日 12時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠
| 作成日時：2020年7月30日 1時
