兄の独占欲 ページ39
ラウside
「おはよー」
涼太 「おはよう、ラウ」
大介 「おはよー」
「あれ、、だい兄早いね」
休みの日だろうと、基本的にいつもと変わらない時間に目が覚める僕。
リビングに行くと、涼太くんとだい兄がいた。
涼太 「大介、はいどうぞ」
大介 「おおぉ！涼太のオムレツ！！！」
涼太 「ケチャップいる？」
大介 「いるいるいる！」
だい兄が涼太くんからケチャップを受け取ったかと思ったら、オムレツにケチャップでハートを描いた。
いつもだったら、だい兄の魔法がかかるんだけど、なかなかかからない。
どうしたんだろう。
大介 「ねえ、ラウのにも描きたい」
涼太 「それはラウに聞いて」
そんな会話がされてるとは知らずに、顔を洗ってリビングに戻ると、ケチャップを持っただい兄が僕を待ってて。
「、、ん？笑」
大介 「ラウのオムレツにも魔法かけたいです」
「ふふ、だい兄お願いします」
大介は器用に僕の名前とハートをケチャップで描いた後、だい兄恒例の魔法をかけてくれる。
大介 「おいしくなぁーれ！萌え萌えきゅーん！」
オムレツとかオムライスをやると、だい兄はこの魔法をやりたがるんだよね。
お兄ちゃん達は飽きてるんだけど、僕は結構好き。
だい兄がニコニコ笑顔でやってくれるんだよ。
かわいいでしょ、僕のお兄ちゃん。
だい兄によっておいしくなる魔法がかけられたオムレツを受け取る。
「ありがとう」
大介 「いひひ、どーいたしまして！」
照れたように笑うだい兄が可愛すぎる。
涼太 「大介、今日は何するの？」
大介 「何しよっかなぁー、ラウは今日お友達と遊ぶの？」
「ううん、何もないよ？だい兄もしかして今日お休み？」
大介 「そうなのー、大介さん久しぶりのお休みでありまーす」
だい兄のオフってほんとに珍しいし、お兄ちゃん達に比べて学生の僕はだい兄と一緒に過ごせる時間は少ない方で。
だから、この時あまりにキラキラした顔をしてたんだと思う。
大介 「にゃは、ラウどっか行く？笑」
「っ行く！行きたい！」
何かを悟っただい兄にお出かけのお誘いを受けたことがめちゃくちゃに嬉しかった。
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チビ(プロフ) - 永遠さま、リクエストの度々お答えいただきありがとうございます！いつも楽しく読ませて頂いています。 (2021年1月18日 12時) (
レス) id: da5d182f3d (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 魁さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致します。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
魁 - 温泉掛け流しじゃなくて、源泉掛け流しですよ。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 3e8c2afba9 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ - ラウが大介とダンス武者修行みたいな感じで路上で1人でフリーダンスを踊ってそれを見ていた人がSNSに動画を投稿。それがバズって注目されるみたいな話が読みたいです。 (2020年12月27日 15時) (レス) id: e17d72e529 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - チビさん» リクエストありがとうございます！まずはダンスのお話から描かせて頂きました！他のリクエストも描かせて頂きます！ (2020年12月27日 12時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠
| 作成日時：2020年7月30日 1時
