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渡辺side
深澤 「、、お前」
佐久間 「んにゃ、またばれた」
数分前にどこからか聞こえたふっかと佐久間の声。
佐久間も佐久間だけど、ふっかもふっかだ。
なんて思ってたけど前言撤回。
全然熱を測らせてくれない佐久間に段々イライラしてきて、佐久間の長袖の裾を捲ろうとした。
佐久間 「わあ、翔太のえっち！脱がしてくる！」
目黒 「佐久間くん佐久間くん、しょっぴーの顔、、」
佐久間 「んひゃひゃ」
「おい？」
遊んでるわけじゃねーのに、楽しそうに俺から逃げてく。
あぁもう。
イライラがカンストした。
逃げようとする佐久間を床に押し付けて、佐久間に馬乗りになる。
そのまま、体温計を滑り込ませた。
俺の下で食べられる！とかなんだとか喚いてるけど気にしない。
佐久間と触れているとこから、高い体温が伝わってくる。
少しして音を鳴らした体温計を抜いて、佐久間を開放する。
表示された数字を見て、高すぎる熱で頭おかしくなってんじゃないかって思って、逃げてった佐久間を見る。
深澤 「何度だった？」
「上がってる」
深澤 「あらら」
「早いとこ飯食わせて、あいつ寝かした方がいい」
気持ちが先走って体が追いつかないとかよく言うけど、そんなの確実に佐久間がしんどい思いするだけ。
そんな佐久間を見るくらいなら、多少無理やりでも休ませた方がいい。
佐久間 「涼太！ごちそーさま！！」
ラウ 「え、全部食べたの！？」
宮舘 「佐久間完食はうれしいけど大丈夫？」
佐久間 「ぜーんぜん平気よ？」
岩本 「ねぇ顔真っ赤で、全然説得力ないんだけどほんと大丈夫？」
涼太の作った飯を完食した佐久間。
全員唖然として、口々に大丈夫かって心配の嵐。
夜のデザートにゼリーを買いに行く照たちに着いてくと言い張る佐久間だけど、さすがに怒った。
誰も言わないなら、俺が言うしかないじゃん。
向井 「さっくん眠い？」
佐久間 「ん、、すこし、」
深澤 「わかったわかった、起こしてやるから」
気持ちは元気でも身体が追いついてきてないからか、すぐに寝てしまう。
寝てる間に、と測った熱は40.4。
あつあつの火照った身体に触れたふっかが怖い顔。
ソファじゃ休まらないからとめめが佐久間の身体を抱える。身体に力が入ってないから、くたっとしてる佐久間がずり落ちそうになる。
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作者名：永遠
| 作成日時：2021年11月23日 14時
