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涼太side
康二 「なぁなぁ、涼太くんって料理人になりたいとかは思わなかったん？」
ご飯を食べ終わった康二がそんなことを聞いてきた。
「そんな大層な所で働けるほどの技術はないよ」
康二 「でも、ホテルとかで働いてた時期もあったやん」
そこまで聞いて、なんとなく康二が言いたいことが読めた。
「ふふ、もしかして俺が夢諦めたと思ってる？」
そう言えば、康二はバレたという顔をした。
康二 「、、聞かれるん嫌やった？」
しょぼん、と効果音が付きそうなくらい垂れ下がった耳が見えそうなくらい落ち込んだ可愛い弟。
「康二、違うよ。俺は自分で選んだの」
康二 「え、そーなん！？」
「そーだよ。あ、お客さん来た。○太働いて」
○太 「ん。またあとでな、康二」
康二を見送って、厨房に戻る。
オーダーを取ってきた○太から一言。
双子には隠せるものはないね。
○太 「康二に言わなくてよかったわけ？笑」
康二が言いたいことも分かってる。
技術がないなんてその場しのぎの言い訳で。
実際、ホテルで料理人として働かせて貰ってた時期はあって、そこから正社員として声をかけて貰ってもいて、それをほぼ即答でお断りしたんだ。
なんでほぼかって、少し迷ったんだよね。
これは辰哉にしか言ってないけどね。
迷った時に家族の顔が浮かんだんだ。俺の作った料理を食べて笑顔になる兄弟達の顔が浮かんだ。
料理が出来るなら別にホテルじゃなくてもよかった。そんな時にカフェやろうって言い出したのが辰哉で。
気を遣わせたのかな、なんて思ってる。
辰哉のそんな想いは、俺がここで料理人として生きてくことでなくなると思ってる。
俺は好きな料理ができるし、ウィンウィンでしょ？
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みゃあ - リクエストお願いします。皆が偶然休みでさっくんが皆に体調悪くて皆に甘えるお話をお願いします！ (2020年7月7日 16時) (
レス) id: 689c9d1f6f (このIDを非表示/違反報告)
れん - リクエストお願いします笑佐久間くんがダンスをやめた理由を知りたいです。これからも頑張ってください！ (2020年7月7日 15時) (レス) id: 0e32f06a12 (このIDを非表示/違反報告)
れん - リクエストかいてくださりありがとうございます！とてもいい話でした！ (2020年7月7日 15時) (レス) id: 0e32f06a12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - いつも楽しく拝見させていただきます！リクエストよろしいでしょうか？翔太くんが体調不良で、弱っちゃたところを涼太くんとの絆でなんとかしちゃうお話しお願いしたいです！これからも応援してます！ (2020年7月6日 0時) (レス) id: fbe3439c5d (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - くぅさん» リクエストありがとうございます！遅くなりましたが、書かせていただきました！ (2020年7月5日 21時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠
| 作成日時：2020年5月30日 20時
