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ラウside
バイト帰りのだい兄といつものようにハグをした後、ふとさっきの会話が脳内再生されて、だいぶ遅れて驚きがやってきた僕。
「って、え！？だい兄がサクマさんなの！？」
康二 「、、ラウ遅ない？」
あまりに遅い反応に、ニセ関西人の康二くんに突っ込まれる。
いや、だって、シンプルにだい兄が帰ってきて嬉しい方に全意識がいっちゃったんだもん。
「え、え、まっ、、え！？」
大介 「ラウ落ち着こ？笑」
落ち着けないよ！
だって、僕サクマさんに憧れてダンスやり始めたんだよ！？将来の道として考えるほど今じゃダンスが好きで。
そんなきっかけの人がまさかこんな近くにいるなんて思わないじゃん！
近所の人とかじゃないんだよ！？
兄だよ、お兄ちゃんだよ？？
大介 「んふふ、はい、ラウ深呼吸しよ。吸って〜、吸って〜、吸」
康二 「ちょ、吐かせてあげてや！？笑」
大介 「んふふ (笑)」
だい兄と康二くんのコントを見てたら、なんか落ち着いた。
聞きたいこと、話したいこといっぱいある。
でも、1番聞きたいことがあるんだ。
「だい兄、もう、ダンスはしないの？」
だい兄 「うん、ごめんねラウ」
いつだって、末っ子の僕をたくさん可愛がってくれるだい兄にわがままを聞いて貰えなかったのはこの日が初めてだと思う。多分。
いつもと違うんだ。
だい兄の返しに迷いがなくて、それ以上は聞けなかった。
僕が黙ったのを見て、会話終了と捉えたのか康二に話しかけるだい兄。
大介 「そーいえば、康二と会ったっけ？」
康二 「おん。会ったって言うかすれ違ったくらいやけどな」
大介 「仕事モード入ってたし気づいてなかった〜 (笑)」
サクマさんのことを話すだい兄は、いつもとどこか雰囲気が違う。だい兄が消えてしまいそうで。
「っ、だい兄の、サクマさんのダンス、僕は好き、だいすきだよ！！」
突然、愛の告白をした僕を驚いて見てるだい兄は、儚そうな顔で笑った。
ねぇ、弟の僕じゃ、だい兄の不安を取り除けないのかな。
サクマさんもだい兄も、どっちも僕の自慢のお兄ちゃんだよ。憧れなんだよ。
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みゃあ - リクエストお願いします。皆が偶然休みでさっくんが皆に体調悪くて皆に甘えるお話をお願いします！ (2020年7月7日 16時) (
レス) id: 689c9d1f6f (このIDを非表示/違反報告)
れん - リクエストお願いします笑佐久間くんがダンスをやめた理由を知りたいです。これからも頑張ってください！ (2020年7月7日 15時) (レス) id: 0e32f06a12 (このIDを非表示/違反報告)
れん - リクエストかいてくださりありがとうございます！とてもいい話でした！ (2020年7月7日 15時) (レス) id: 0e32f06a12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - いつも楽しく拝見させていただきます！リクエストよろしいでしょうか？翔太くんが体調不良で、弱っちゃたところを涼太くんとの絆でなんとかしちゃうお話しお願いしたいです！これからも応援してます！ (2020年7月6日 0時) (レス) id: fbe3439c5d (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - くぅさん» リクエストありがとうございます！遅くなりましたが、書かせていただきました！ (2020年7月5日 21時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠
| 作成日時：2020年5月30日 20時
