すのふぁみりー！

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辰哉side


○太の悪いニュースを聞くのに、わざわざ居酒屋まで出てきた。飯代払ってくれるらしいけど、そんなに追い詰められてんの？


ビールを飲みながら、一先ずしょうたの話を聞き終えた。



○太 「、、ってわけなんだけどさ」

「ビール飲んでる場合じゃねーんだけど、、お前さぁ」

酒飲みながら話す内容じゃなさすぎて、もはやそこに呆れしか出てこない。


「ストーカーねぇ、、」

○太 「康二にはさ、言えねーじゃん」

「うーーーん、今んとこ直接的な攻撃はないんだよな？」

しょうた 「ない、な」

どーすっかなぁ。
SNSはもう仕方ねーし、あんなのネット社会だし一度広まったものを止めるのは不可能に近い。
噂は噂を呼んで、大きくなっていく。

真実はどうでもいいんだよな、噂って。


だけど、家族が、兄弟が、弟が、それで傷ついてんのは見てらんねぇな。

「とりあえずさ、帰り別で。俺、後ろからちゃんと追うから」

○太 「今日現れるかはわかんなくね？」

「でも、現れないとも言えないだろ？」


店を出る最後まで、渋るしょうたを先に家へ帰す。
○太には、ストーカーが出なかったら出なかったでいいからって言ったけど、店にいる時から違和感を感じてた。

多分、既にいたと思う。あの店に。
どの子とかまではちょっとわかんないけど、俺の嫌な予感は当たるから (笑)

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