先輩の好きなところ 〈リクエスト〉 ページ24
目黒side
珍しく早い時間に目が覚めてリビングに降りる。
阿部 「仕事終わったらすぐ帰ってくるよ？」
佐久間 「、やだ」
宮舘 「お昼は佐久間の好きな物作ろうか」
向井 「やったやん！さっくんなにがええ？？」
佐久間 「やーぁだ、行かない、でよ」
ラウ 「佐久間くんひとりじゃないよ？大丈夫だよ？」
佐久間 「、、やなのぉ」
リビングには今日も今日とて、熱が下がらなくてぐずぐずな佐久間くんと佐久間くんをあやすメンバー。
ここ数日の毎朝同じことを繰り返してるんだけど、最初はみんなに仕事へ行ってほしくなくてぐずぐず。
でも途中から、そんな自分に嫌悪感が出て迷惑をかけてることにイヤイヤして、みんなが仕事に帰ってくるまで塞ぎ込んじゃうまでがルーティーン。
深澤 「、さくまぁ」
佐久間 「っ、また、、お、れ、、ごめ」
熱で心が弱っちゃってる佐久間くん。
それをみんなわかってるから強く言えなくて。
「ね、佐久間くん」
佐久間くんの目の前に行って、彼の名前を呼ぶ。
佐久間くんのぱっちりした目から大粒の涙がこぼれ落ちていて、そんな泣くほどの事じゃないのにと少し笑ってから涙を拭ってあげる。
佐久間 「め、め？んぅ、」
涙を拭う俺の手に、目を細めて擦り寄る佐久間くんは超絶可愛い。
拭ったついでに佐久間くんのほっぺを両手で挟み、むにむにする。
佐久間 「、めめ」
「んふ」
俺の行動に不思議がる佐久間くん。
「俺ね、佐久間くんの好きなとこいっぱいあるの」
佐久間 「？」
「優しいところ、いつも受け止めてくれるところ、佐久間くんのその明るさ、一緒にお風呂に入ってくれるところ、後はねぇ」
佐久間 「ちょ、え、待ってはずかしい」
「あ！ゲームに誘ったら付き合ってくれるところ」
佐久間 「ぅ、、あ、、も、やめて」
突然好きなところを挙げて褒め出す俺に、首まで真っ赤にして照れる佐久間くん。
「良い物をちゃんと教えてくれるとこも好き。ダメなところをちゃんと教えてくれるところも」
佐久間 「っ、めめ？もう大丈夫だから、それ以上はもう」
「まだまだあるのに？笑」
そう言えば、佐久間くんは何故か照れを通り越して悶えてる。
「、、可愛い。ねぇ、佐久間くんが迷惑だと思ってること全然迷惑じゃないし、そうやって相手のことを思うところ俺好き」
佐久間 「わかった、わかったから！」
finish...
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sakumamankai(プロフ) - 自然界の怖さ、書いて頂きありがとうございます！イメージ通りの話を書いて頂き、嬉したかったです。これからも新作、楽しみにしています。 (2020年10月18日 21時) (
レス) id: 787adc54fe (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 桃子さん» リクエストありがとうございました！楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2020年10月17日 23時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - sakumamankaiさん» リクエストありがとうございました！虫取りのお話すっ飛ばしてしまってすみません！ぜひ、次があればリベンジさせていただきますので、どうか楽しんで頂けたらとても嬉しいです！ (2020年10月17日 20時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
アカ(プロフ) - いつもかわいい佐久間くんを供給していただきありがとうございます(≧∇≦)リクエストしたいのですが、私は「もうひとりの佐久間」の話が好きです。よろしければ仕事場での話が読みたいです。よろしくお願いします(*^-^*)長文失礼しました。 (2020年10月11日 11時) (レス) id: 1064b9907d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 永遠さん、書いてくださって本当にありがとうございます！！江戸川トリオ最高でした。書き続けるのは色々な苦労があると思いますが、これからも応援しています。 (2020年10月7日 23時) (レス) id: 24614b06cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠
| 作成日時：2020年8月25日 21時
