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佐久間side
司令部に着けば、嫌でも感じる視線。
あんまり気分がいいもんじゃない。
『なぁ、あいつだろ?』
『ひとりで国潰すんだろ?』
『俺らの出る幕ねーじゃん (笑)』
『なんか人間じゃないらしいよ』
ここらへんはまだいい。
言われ慣れたから。
みんなはもうピリピリしてるけど (笑)
『桃狼って、殺戮兵器なんだろ?』
誰かわかんないけど、誰かが言った。
別に俺は悲しくもなんともない。
さっきも言ったけど、言われ慣れてるから。
チャキ
渡辺 「ねえ自殺願望あんの?ここで殺してやろうか?」
宮舘 「違うよ、○太。焼かれたいんだよね?」
岩本 「わざわざ能力使うほどじゃねーだろ」
阿部 「お口の悪い自分を後悔したらいいよ?」
しょうたは司令部内だって言うのに、後ろから愛銃を頭に突きつけて、舘さんは掌に小さな焔を出して、右側からいく?なんて笑ってる。
照は左腕を折ろうとしてて、阿部ちゃんはそいつの正面に立ってにっこり。
物騒でしかないSNOWの4人。
阿部ちゃんは意外とサイコパスなんだよね。
前線に出てくることは無いから、分かりづらいけど。
そんなみんなを立ち止まって眺める。
桃狼なんて、久々に聞いた気がする。
名前ではないけど、気がついたら周りの連中がそう呼んでた。
" 桃狼 " ピンクウルフ。
深澤 「おいおい、司令部で物騒なもん出すな (笑)」
周囲に挨拶回りしていたふっかが戻ってきた。
みんなはふっかが戻ってきてようやくやめる。
佐久間も止めろよー、なんて言われる。
「興味ないし、殺戮兵器なのはほんとのことだから。それとも、、【試す?】」
そう言って、能力を少しだけ解放させれば、一瞬で堕ちた。堕ちたと言っても、気を失ってるだけだけど。
ちょっと洗脳してあげただけ。
こんなとこで騒ぎを起こしたら、ふっかに迷惑かかるしね。
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絺紘(プロフ) - 初めまして!コメント失礼します!とても素敵で面白い作品でハマりました!応援しています!お身体に気をつけて更新してくださいね! (2021年2月7日 19時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
れんな(プロフ) - 佐久間くん大好きなのでこのお話ももう1つのお話も最高です!更新いつも楽しみにしています! (2020年4月4日 8時) (レス) id: e80f0cbcf0 (このIDを非表示/違反報告)
藤菜 - 初めまして!佐久間大好き!あべさくコンビも大好きです!この小説とても面白いですね!頑張ってください!応援してます! (2020年4月1日 14時) (レス) id: 624e77d1d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:永遠 | 作成日時:2020年4月1日 0時