�� army guys

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岩本side


筋力がない阿部に代わって、佐久間を部屋まで連れていく。

しょうたの麻酔銃によって、眠らされた佐久間は落ち着いた呼吸をしてて、安心する。


「んじゃ、俺トレーニング行くから、佐久間が起きたらふっかのとこ一応顔出すようにって伝えといて」

阿部 「はーい。照ありがとう」



とりあえず、佐久間は阿部ちゃんさえいれば大丈夫だし、そのうち落ち着くだろ。
トレーニングの前にふっかの部屋行こうかな。


ガチャ

｢ふっかー？｣


呼んでも俺の声が聞こえてないくらいに集中してるふっか。

きっと責任に負われてるんだろうけど。
佐久間に合わない薬を作ったことに。



今声掛けたら、ふっかの手元が狂って基地ごと爆発しそうだななんて思って、ふっかの部屋を散策。

ベッドサイドの棚には写真が飾られていて、それは俺らの写真ばかりで。
ふっかが撮るから、当の本人がいない (笑)


全員が笑ってる写真ばかりだと思うじゃん？

佐久間が真顔なのがチラホラあって、それすらも懐かしい。今じゃ考えられないけど、あんなうるさいやつが、いつも笑ってるやつが、こんな顔してたなんて。


昔の写真を見て、笑ってれば後ろにふっかがいた。

深澤 「それ懐かしいよねー」

「気づいてたわけ？」

深澤 「まさか。いま照に気づいた」

「んで、後ろから覗き見？悪趣味だな〜」

深澤 「は！？そもそも俺の部屋だよ！？」


はいはい、と言って聞き流す。
部屋を出ようとドアに手をかける。


深澤 「え、なんか用があったんじゃないの？」


そりゃそう思うよね。

俺だって、ふっかが落ち込んでるかもなんて思って来たけど、案外元気そうだしもういいかなぁって。



「んー、思ったより落ち込んでなかったから (笑)」

深澤 「心配できてくれたの！？なにそれ惚れそう」


頭おかしなことをゆってるふっかを適当に流して、トレーニングに向かう。


トレーニング終わったら、舘さんにチョコレートドリンク作ってもらおう。

よしゃ、頑張れそう。


finish.

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