�� army guys

平凡な日常？ ページ2

深澤side


ガッシャーン

おいおいおいおい？
あいつまた暴走してるのかよ


寝起き一発目に、なぜか基地内で破壊音。
でも、ここではわりと日常茶飯事。


音のした方に向かってる途中で阿部ちゃんと会う。

「阿部ちゃん！」

阿部 「ふっか！ごめん、佐久間薬あってないのかも！」

あっ、まじか。
原因俺じゃん。

佐久間は薬を飲まないと、普通になれない。
その薬を作ってるのは俺で、一種の精神安定剤。
最近は服用のスパンが来た頃よりも長くなってたから薬の強さも変えたりしてて、それがたまーにこうなる。
つまり、佐久間に合ってない薬を作ってしまう。


俺らが着いた時には、しょうたが麻酔銃で眠らせた後。
部屋はもちろん荒れ放題。
綺麗好きのしょうたからすれば、これは間違いなく俺が怒られる。


渡辺 「ふっか1週間デザートの刑」

ほら怒ってる。


「まじごめん。薬の成分少し軽めにしてたんだ」

宮舘 ｢佐久間が謝ってたよ、ごめんって｣



舘さんが佐久間をソファに寝かせる。

暴走しちゃって辛いのは佐久間のはずなのに、こうやって佐久間が人を思いやれるのは阿部ちゃんのおかげ。

佐久間を人間に育てたのは、阿部ちゃんだから。


「阿部ちゃん佐久間のフォロー頼んでいい？」

阿部 「いつものことじゃん (笑)」


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