SnowManの桃色

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渡辺side



撮影でふっかと佐久間と、話してたはずだった。

突然来たその時。


ふっかの佐久間を呼ぶ声とその後の何かが落ちた音。



ふっかと佐久間のもとへ行ってみれば、落ちた機材の破片が佐久間の足に刺さってて。


「っ、、佐久間、意識ある？」

佐久間 「、、よゆー (笑)」


佐久間は優しいから、きっとめちゃめちゃ痛いはずなのに、こんな時ですらスタッフを気遣う。


スタッフ 「すみませんでした！！」

佐久間「思いっきり突き飛ばしちゃって、こちらこそすみません (笑)」


ほらまた、そうやってスタッフを気遣う。


優しすぎんだよ。お前は。



とりあえず、救急車が来るまで別の場所に移動した。
マネージャーに連絡してもらって、メンバーへの連絡も頼んだ。
ちょうど、この後仕事がない俺とふっかが付き添うことになって、スタッフさん達とすこし離れた場所に。


俺らを心配させないためか、ニコニコしてる佐久間。

額には汗が滲んでて、肩で息してるようにも見える。



「佐久間もういいよ。痛い？」

ちょっとびっくりした顔をした佐久間。
下を向いてしまう。無理をさせたよな。ごめんな。


佐久間 「、、ぐず、、俺またアクロできるよね？」



まさかそんな返しが来ると思ってなくて、俺もふっかも固まる。

佐久間 「っ、、居場所無くなんないよね？」


ボロボロ泣く佐久間。

深澤 「アクロできなくても、佐久間はSnow Manの佐久間だよ」

「佐久間の居場所は俺らが守る」




守るから、佐久間はこれからも好きにやっていいんだよ。

佐久間はみんなを笑顔にさせる天才だから、アクロができなくても佐久間は佐久間だから。

Snow Manの佐久間大介は、お前ただ1人。





なんて感動話かと思ったけど、佐久間の怪我は見た目より軽くて、大怪我は大怪我なんだけど、その運の強さはさすがだなって思った。



finish...


リクエスト回でした！

ありがとうございます！

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