あなたのいる未来〜CMside ページ49
彼女を抱きしめて目覚めた朝は驚くほど快晴で。
夜中に降った雪は、跡形もなくとけていた。
「チャンミンくん。じゃあ仕事行ってくるね」
「待ってください。僕も行きますよ」
「え、だって出勤するのは来週からじゃ？」
「そうですけど。挨拶に行きます」
僕がいない間、Aさんに言い寄ってる男がいなかったかも気になるし。
ユノヒョンにも会いたい。
オフィスに入るや否やすぐにみんなに囲まれてしまったけど。
「チャンミナ!!｣
遠くからでも誰の声かわかる。
駆け寄ってくれたヒョンと、力強くハグをした。
「会いたかったよ〜！」
「ヒョン。僕もです」
その間、嬉しそうに顔をニヤつかせてるAさんがちょっと気になったけど。
「オッパ！お帰りなさい！」
「チャンミン、帰って来たんだな」
瞳をウルウルさせるスヨンと、俺の肩を叩いたチョウさん。
スヨンの頭を「ただいま」と撫でながらチョウさんに向き直った。
「僕がいない間、Aさんにちょっかいかけてないでしょうね？」
「ちょっと、チャンミンくんっ」
恥ずかしそうに顔を赤くしたAさんをスルーしてチョウさんに詰め寄ると。
「はぁ？」とチョウさんが眉を寄せた。
「お前こそ、人の彼女の頭、勝手に触らないでくれる？」
そう言ったチョウさんの腕に「てへっ」とスヨンが絡みついて。
「…え？いつの間に」
僕のいなかった３カ月で、小さな変化はいっぱい。
「チャンミナ、今日の夜は？ジユンも会いたがってるよ」
「ジユンヌナ。僕も会いたいです」
「じゃあ今日は４人で飯行こう」ってユノヒョンが嬉しそうにヌナに電話して。
「Aさんも、いいですか？」
「うん、大丈夫」
「じゃあ今日はヒョンたちと食事して。
週末のために、明日はスーツを買いに行きましょう」
俺の言葉に「スーツ？」と首を傾げた彼女。
「戦闘服です。あなたのご両親を説得しに行かないといけませんから」
そう言ったら「あ…」って嬉しそうに笑って。
「チャンミナ、ジユンが泣いてた。早くチャンミナに会いたいって。笑」
大好きな人達に囲まれている俺の人生は
本当に恵まれていると思うけど。
やっぱり。
「…チャンミンくん？泣いてる…？」
「な、泣いてるわけねぇでしょう！」
あなたと共に過ごせる未来は
俺の人生の一番の宝物。
FIN
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ユチコ(プロフ) - junk115mami13さん» junk115mami13さん。コメントありがとうございます！お気に入り作者登録も嬉しいです(；▽；)メッセージにてpassをお送りしましたので、確認をお願いします^^ (2022年6月21日 12時) (
レス) id: 9e2d27727e (このIDを非表示/違反報告)
junk115mami13(プロフ) - はじめまして。作品を読ませていただきました。一度読みだしたら先が気になり一気に読んでしまいました。お気に入り作者登録もさせていただきました。PASS付き作品も読ませていただきたいのでパスワードを教えていただきたいですおねがいします。 (2022年6月19日 10時) (レス) id: 9999f52d37 (このIDを非表示/違反報告)
ユチコ(プロフ) - あきさん、初めまして。コメント＆一気読みありがとうございます(^^)pass付きのお話についてですが、げんざいはCOMMEのボードかメッセージ機能を使わせていただいていますので良かったらそちらでお願いします^^ (2018年12月29日 22時) (レス) id: d9338454cd (このIDを非表示/違反報告)
あき - はじめまして。ドキドキしながら一気に読みました。メッセージがわからずコメント欄からすみません。パスワードぜひお願いします。 (2018年12月29日 12時) (レス) id: 2437eff011 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - メッセージ探したのですが、わからなくて、あきらめきれずにいます。もう一度教えてください。どこからつなげばよいですか？パスワードもう一度教えてください。よろしくお願い致します。 (2017年10月12日 20時) (レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユチコ
| 作成日時：2015年7月12日 16時
