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返して ページ6

真っ白だった。
何も考えられなかった。

緊張と不安と…何が何だかわからない感情でごちゃごちゃになっていた時だった。

玄関の方に顔を向けた彼の口が、ポカンと開いた。

その途端聞こえてきたジユンさんの声。



「……ちょ。ユノや〜〜〜!!
チャンミナがいやらしいことしてる〜!!」

バタバタと足音が聞こえ


「えっ、ホントに!?!?」

ユノさんの声が聞こえた。



「ムォッ!?」

「きゃ…っ」


いきなり叫んだシム・チャンミンが、はだけた私のパジャマを元に戻した。

身体を起こした私の目に映ったのは、楽しそうに笑うジユンさんと絆創膏だらけの顔で苦笑するユノさん。


「わー、チャンミナ。ヌナは感動したよ。
チャンミナもいつの間にか大人になってたんだねぇ〜」

「そりゃそうだよ。チャンミナだって出逢った頃の子どもじゃないよ〜」

そう言って高笑いする二人。
シム・チャンミンの身体が震えてる。


「ヤーーー!!
なんでヒョン達が…どこから入って来た!?」

「どこって玄関から。キー開いてったよ。ね?ユノ」

「うん」


ニコニコと。悪びれない二人に

「勝手に入ってくるな!!」

シム・チャンミンが怒鳴り散らす。



「もぉ〜、ごめんって。まさかこんな早くイチャイチャしてるっと思わなかったからぁ。笑」

「ごめん、チャンミナ。用が済んだらすぐ帰るから」

「今すぐ帰れ!!」


鬼の形相で二人を睨み付けるシム・チャンミンを素通りして、ジユンさんがソファーにいる私の元に来た。

アホみたいに口を開けて。
見上げる私の顔をジユンさんが覗き込む。



「Aちゃん。そのパジャマ返してくれる?」

「…え?」


パジャマ…?


「は!?なに言ってる!? 着せたのはヌナだろっ!!」

「そうだけど〜。このパジャマ、ユノとお揃いだよ?いいの?チャンミナ。このままだとAちゃんとユノがお揃いのパジャマで寝ることに、」

「Aさん!ちょっとこっちに来てください!」

「え?」

ジユンさんが言い終わる前にシム·チャンミンに手を引かれた私を、ユノさんとジユンさんが笑ってる。

隣の寝室に連れて来られて、クローゼットからバサバサと服を取り出したシム・チャンミンが真面目な顔で言った。


「今すぐこれに着替えてください!」

「あ、はい」

彼の服→←止まらない〜CMside



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設定タグ:東方神起 , チャンミン , 恋愛   
作品ジャンル:タレント
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ユチコ(プロフ) - miyuさん» miyuさん。ドキドキありがとうございます笑 もどかしい二人を楽しんで貰えたら嬉しいです〜。メッセージにてパスワードをお送りしましたので、確認をお願いします。 (2020年12月25日 11時) (レス) id: 9e2d27727e (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - やばーい!キュン死しそうです♪もどかし過ぎてドキドキします!←忘れてた感情 笑 パスお願いします♪ (2020年12月22日 0時) (レス) id: aef111b54a (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - パス、さっそくありがとうございました!うれしいです! (2020年4月24日 19時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)
ユチコ(プロフ) - あみさん» あみさん。読んでくれてありがとうございます(*´˘`*)ドキドキして貰えて嬉しいです〜(o´艸`)passを送らせていただきましたので、確認をお願いします。 (2020年4月21日 13時) (レス) id: 9e2d27727e (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ドキドキきゅんきゅんしながら読ませていただいています。パスワード、是非ぜひ教えてください。楽しみにしております。 (2020年4月20日 11時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユチコ | 作成日時:2015年4月22日 20時

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