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ビビンバ ページ39

チャンミンくんは私を誤解してるよ。

「こんな…こんな印なんかつけなくても、誰も寄ってなんか来ないのに…」

「…はぁ。だから心配だって言ってるんですよ」

そう言って、また胸の中に戻される。



「Aさんはまだまだ男という生き物について勉強が足りねぇ!」

「それは…すみません」

「あ。誤解しないでください。他の男で勉強しろって意味じゃねぇですから!」

「わかってます…」

ふふって笑ったチャンミンくんを見てたら、安心したのかお腹がぐぅ〜って鳴って。


「…あ」


「え…もしかしてAさん、夕飯食べてないんですか?」

「あ〜…うん、なんか食欲なかったから…」

「ダメだ!僕のせいだ!今から作ります!」

「いいっ!今からなんて食べれないから…」

「ちゃんと食べなきゃダメですよぉ!太るのが気になるなら、食べてから僕と運動しましょう!」

「…………」

「なんで黙りますか」

「いえ、別に…」

「まぁ、食べても食べなくても運動するんだから、さっさと起きて」


手を引かれ、背中を押された私の身体は、ソファーに落とされて。

冷蔵庫から適当に常備菜を出したチャンミンくんが、即席ビビンバを作ってくれた。


「あぁ。本当はもっと美味しいビビンバを作るんだったのに…。今日はこれで我慢してください」

大きなボウルに入ったビビンバ。

スプーンで口に運ぶ私の反応を、可愛い目で見てくる。


「…うん。美味しい」

「そう?良かった」



安心したのか「僕も食べていいですか」って、スプーンを持ってきて隣に座って。


「チャンミンくんも食べてなかったの?」

「食べたけど、Aさんを見てたらお腹が空きました」

口の中いっぱいにご飯を詰め込む姿が可愛くて堪らない。

ボウルの中がすっかりキレイになると、カチャン、とボウルの中にスプーンを投げ込んだチャンミンくん。



……あ。目が変わった。



「僕はやっぱり……こっちも食べたいです」



ソファーの上。

甘いキスをしながら、私のパジャマのボタンを外していくチャンミンくんは

さっきの可愛い彼じゃない…。

夏祭りが終わって→←赤い印



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設定タグ:東方神起 , チャンミン , 恋愛   
作品ジャンル:タレント
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ユチコ(プロフ) - miyuさん» miyuさん。ドキドキありがとうございます笑 もどかしい二人を楽しんで貰えたら嬉しいです〜。メッセージにてパスワードをお送りしましたので、確認をお願いします。 (2020年12月25日 11時) (レス) id: 9e2d27727e (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - やばーい!キュン死しそうです♪もどかし過ぎてドキドキします!←忘れてた感情 笑 パスお願いします♪ (2020年12月22日 0時) (レス) id: aef111b54a (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - パス、さっそくありがとうございました!うれしいです! (2020年4月24日 19時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)
ユチコ(プロフ) - あみさん» あみさん。読んでくれてありがとうございます(*´˘`*)ドキドキして貰えて嬉しいです〜(o´艸`)passを送らせていただきましたので、確認をお願いします。 (2020年4月21日 13時) (レス) id: 9e2d27727e (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ドキドキきゅんきゅんしながら読ませていただいています。パスワード、是非ぜひ教えてください。楽しみにしております。 (2020年4月20日 11時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユチコ | 作成日時:2015年4月22日 20時

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