やめて ページ45
……なんでココにシム・チャンミンが？？？
そう思った時にはすでにソファーから突き飛ばされていた。
…痛…っ
何が起こったのか。
テーブルにぶつけてしまった腕を押さえながら、視界に映る彼の姿にビックリした。
「ヒョン!!なにしてる…っ!!｣
聞いたこともない怒鳴り声をあげて、ユノさんの襟首を掴み馬乗りになった彼がいた。
あの時と同じだ。
私がユノさんの家に泊まったあの時と同じように、彼は誤解している…！
「違うの…っ！」
誤解を解こうと立ち上がり彼を止めようとしたら。
「なんだよチャンミナ〜。いいところだったんだから邪魔するなよ｣
口角を上げたユノさんが、まるでシム・チャンミンを挑発するように、ふっ、と笑った。
な、なんで？？
なんでそんなこと言うの!?
「ヒョン!!酔ってるのか!?｣
「うるさいな〜。関係ないだろ。
そもそもお前に怒る権利あんの？お前の彼女じゃないんだろ？｣
抵抗するわけでもない。
ただ黙って彼を見て、唇の端を上げるユノさんにゾクッと身体が震えた。
「なに言ってる…っ!!ヒョンにはジユンヌナが…っ｣
「ジユン？あ〜まぁね〜。笑
でもチャンミナも男ならわかるだろ？Aちゃんのこんな姿見たら我慢出来なくなっちゃうじゃん。笑｣
「なに言って…っ｣
怒鳴りながら振り向いて。
私の格好を見た彼が、大きく目を見開いた。
｢ね？ヤバイだろ？だから早く退けろって。笑｣
そう言って、笑いながらシム・チャンミンに掴まれた襟首を解こうとしたユノさんに
「…ふ、ざけるなっっっ!!｣
シム・チャンミンが殴りかかった。
「きゃっ!?」
大きな音が聞こえた。
顔を殴られたユノさんが「…いってぇ」小さく声を洩らす。
そんなユノさんにもう一度拳を振り上げた彼が
「ふざけるな……っ!!
Aさんは…俺の女だ……っ!!」
思い切りその手を振り下ろした。
「や、やめてシム・チャンミン!!ユノさんが…っ」
シム・チャンミンに馬乗りになられたユノさんが、何度もその綺麗な顔を殴られていく。
｢違うの!!｣と叫ぶ私の声はシム・チャンミンには届いていなくて、必死で彼の手を抑えようとする私の頭上から
ヒュン、と何か白いものが落ちてくるのが目の端に見えた。
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ユチコ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん。読み返しありがとうございます( ；∀；)とても嬉しいです( ；∀；)そして帰ってきてLIVEをしてくれる二人でも感謝感謝ですね！相変わらずの美しいお二人に私もすっかり骨抜きです笑 生活が潤いますね笑 (2018年12月7日 13時) (
レス) id: d9338454cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ユチコさん、お久しぶりでございます。もう何度目かわからないくらいの読み返しです。2人が帰って来て、怒涛のライブラッシュなのめまいを起こしそうですが、幸せですね。ひさびさにこちらのお話の2人に会いたくて、やってまいりました。 (2018年12月3日 11時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
ユチコ(プロフ) - かおりさん» かおりさん。初めまして！泣いたり笑ったり…ありがとうございます( ;∀;)私も妄想で子育てのイライラ解消中です。笑 あとはチャミ頼みとなりました！！これからもどうぞよろしくね (2015年4月22日 21時) (レス) id: 05c74de8b4 (このIDを非表示/違反報告)
ユチコ(プロフ) - alexisさん» alexisさん。単純な作者です。名前も単純ですいません。笑 さぁ、追い出されました！行き先は決まってます！いくじぇ〜！笑 (2015年4月22日 21時) (レス) id: 05c74de8b4 (このIDを非表示/違反報告)
ユチコ(プロフ) - りんさん» りんさん。ジユンさんからのご褒美もヒロインちゃんからのご褒美も楽しみなんですけど〜！笑りんさんのコメントで私の妄想が膨らみます(´艸｀*) (2015年4月22日 21時) (レス) id: 05c74de8b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユチコ
| 作成日時：2015年3月24日 17時
